第24回神奈川県代表書家展
久々の更新です。 いろいろありました。。。 でも、元気です。 昨日から 「第24回神奈川県代表書家展」が始まっています。 2月16日(木)~22日(水) 桜木町駅前 ぴおシティー 3階 ゴールデンギャラリー ギャラリー守玄斎 地下1階 ギャラリーぴお 昨年まで併催の新進作家展に出品していたのですが、 年をとったためか? 新進ではなくなりました。 お近くにお寄りの節は、是非ご覧ください。...
View Article大切な人との別れ
2か月ブログをお休みしていました。 知人のSさんから 「ブログをいつも楽しみにしているのですが、ご無沙汰なのでペンをとりました・・・」と お便りをいただき、奮い立ちました。 Sさん、有難うございます。 今年に入って、いろいろなことが駆け巡っています。 一生懸命努力してきたことが、 徒労に終わって落ち込んでしまったり。 自信を失っていたりと・・・ ブログには、ポジティブなことは書きたいと思っても、...
View Article親孝行らしきもの
「道元のうた」 いたづらに過ごす月日は多けれど 道を求むるときぞ少なき 2月の始めに京都の義母が 股関節の手術をしました。 手術は順調でしたが、 リハビリのため入院期間は2か月に及びました。 その間、家に一人になってしまう96歳の義父を心配して、 主人が京都の実家に泊まり込みました。 私も仕事の合間をみて、 10日に1度ぐらいの割で 家事の手伝いに通っていました。 食事は、私が作る料理ですから、...
View Article残してくれたもの
安西冬衛の詩 ここ数日、北朝鮮の脅威に慄いています。 楽観視はできないのかもしれませんが、 命の奪い合いだけは、 避けてもらいたいと願うばかりです。 師匠が亡くなって、半月が経ちました。 思い出すと涙が頬を伝います。 告別式の日、棺にお花を入れる際、 悲しさが込み上げて、 抑えられず号泣でした。 これまで師匠には たくさんのことを教わりました。 私が最も印象に残っている師匠の言葉は...
View Article優しくなろうよ
核実験に大陸間弾道ミサイル・迎撃ミサイルと 物騒な言葉がニュースから聞こえる。 実際に核爆弾が飛んできたり、 そんなミサイルが飛び交うことになってしまったら、 この世界は、崩壊の一途を辿るでしょう。 考えるだけでも、恐ろしい。 権勢を欲し、 ライバルを蹴落とし、 私利私欲を追求する。 私の周りにも、 そんな人、いる いる あなただけの世界ではなくて、 みんなで社会が成り立っているのです。...
View Article大阪へ行きます。
5月2日 大阪へ行きます。 大好きな花さんの個展を拝見に そんでもって、大阪名物 たこ焼きを食べに。 ついでに京都の実家に寄って・・・ ―花空子書展― 「つれづれの書き綴り」 4月29日(土祝)30日(日) 5月2日(火)3日(水祝)4日(木祝)5日(金祝)6日(土祝)7日(日) 9日(火)13日(土)14日(日) オープン時間 土・日・祝は11:00~18:00 平日は12:00~18:00...
View Article美味でございまする~。
知人のSさんから、本日美味しいお菓子と地酒を送ってもらいました。 お菓子は、「天来最中」 長野県佐久市望月の喜月堂さんの商品。 佐久市出身の比田井天来ゆかりのお菓子です。 比田井天来は、書をやる人ならば誰でも知っている。 近代日本の書道界において、その活躍は目覚ましい。 特に古碑法帖の研究、古典臨書において 俯仰法の創案などがよく知られている。 ちょうど今、麗川会の教室で、...
View Article大阪へ行きました。
大阪で開催されている 花空子さんの個展に伺ってきました。 これまでweb上で観ていた彼女の作品でしたが、 実物を拝見して驚きました。 私の勝手な作品のイメージとは違って、 とても小さくて繊細なお仕事だったのです。 私自身は、小さく書くのがとても苦手なので、 その細かなお仕事が、とても高い技術なのがわかります。 そして、温かく優しく穏やかで、 絵も描かれる方なので、センスの良さが光ります。...
View Article第52回賀墨書展 ご案内
先日亡くなった師匠が主宰する 賀墨会主催の 「第52回 賀墨書展」は明日より 予定通りに開催いたします。 昨年より少し規模を縮小しましたが、 本日搬入陳列し、 まずまずの書展となりました。 お時間がありましたら、 お出かけいただけますよう、 お願いいたします。 師匠の遺作展示コーナーには、 遺影と白いお花を飾りました。 にこやかな、その遺影は、 今にも語り出しそうな 気がします。...
View Article第52回 賀墨書展
第52回 賀墨書展作品 部分拡大↓ 昨日、賀墨書展が終了しました。 横須賀の山の上まで、足を運んでくださった方々に、 感謝申し上げます。 師が亡くなって、まだ1カ月も経っていないので、 今回は、主亡き書展となりました。 しかし会場のメインには、遺影を飾らせていただき、 師の思い出話を来場者とともにさせていただきました。 私の作品の全景です↓ 韓愈 雑説 千里の馬に準えて、...
View Article我は咲くなり
(天与の花を咲かす喜び 共に咲く喜び ) (人)見るもよし(人)見ざるもよし されど我は咲くなり 武者小路実篤のことばです。 天の神から与えられた才能が花開き、 周囲の人に認められる喜び、 人が見ていてもいいし、 見ていなくてもいい、 私は精いっぱい生きるのだ といった自分を花に置き換えた解釈でしょう。 元気のないあなた、 どうぞ貴方らしさを 取り戻してください。 あなたの情熱を...
View Articleめげる
手紙を書いていたら、 突然自分の郵便番号が思い出せない。 二階に上がったけど、 何をしにきたのか、 わからない。 買い物をして、おつりは貰ったけれど、 品物を置いてきてしまう。 あ~あ゛ 認知症の始まりだあ~ 数日前から練習を始めた 雁塔聖教序 紙を継ぐはずが・・・ 行がずれている。 めげた この歌、↓ 私にぴったりハマる。 森山良子 あれあれあれ
View Article墨染の紙
おほけなく うき世の 民に おほふかな わがたつ杣に 墨染の袖 Yさんからいただいた、墨染紙。 あえて暗めの紙を選んで、慈円のうたを書いてみた。 身のほどをわきまえないことだが、 このつらい世の中を生きる人々の幸せを祈りながら、 この法衣の袖を人々に掛けましょう。 比叡山で僧侶となり、 法衣に袖を通すことになったわたしなのですから。 戦で荒んだ平安時代の末期、...
View Article染まらない
「墨悲絲染」 人は環境や周囲から受ける影響などによって 善くも悪くもなるということ。 昨日に続き、Yzさんからいただいた染紙で。 「墨」は、磨る墨ではなく人の名前で「墨子」。 白い糸はいろいろな色に染めることが出来ると同様に、 物事には多くの選択肢があり、 環境次第で人は善にも悪にもなることを 墨子が嘆いたという故事から。 周りと同じようにしなければならないのは・・・ どうでしょう?...
View Article一塵不染
前回に引き続き、Yzさんからいただいた染紙で。 これは、コーヒーで染められたそうです。 ほんのり甘い香りがします。 「一塵にも染まらず」 煩悩を引き起こす 「六塵」色・声・香・味・触・法の 一つにすら染まらずに、 心身を潔白なまま保つという意味。 人間というものは、 自分を見つめることが不得意な生き物です。 他人の欠点は、よく目について、 非難をするのですが、 自分のことは分からない。...
View Article「山」です。
今日で5月も終わりですね。 衣替えのシーズンなので、古着の処分をして、 押入れをかき混ぜていたら、 古い作品が出てきました。 近頃の麗川会教室は、 夏に向けて、作品制作の「山」です。 スゴイ意気込みで、8合目ぐらいまで進んでいる方もいれば、 じっくりと3合目あたりで地ならしをしている人もいます。 誤字はないか? 墨の濃さは? 紙は合っているか? などと、たくさんの質問が寄せられます。...
View Article縁の下の力持ち
6月になってしまった。 これからやるべきこと、満載の日々が続く。 しかし、大したことができるわけでもなく、 裏方の仕事ばかりで 自分が表に立つわけではない。 私は縁の下の力持ち いろは歌 部屋の引き戸に貼ってみた。 今日の横浜は良い天気。 午後から桜木町へ。 髙橋蒼玄先生の個展を拝見に行く
View Articleちっぽけな幸せさがし
鼓舞 昨日は久々に東京へ。 上大岡8時42分発 京浜急行モーニングウィングに初めて乗車。 品川までノンストップ。9時19分に到着。 平日の朝、ギュウギュウのラッシュに押しつぶされるのを考えると 300円の座席指定は値打ちあり。 午後は、三鷹へ「天作会」 井上有一を崇拝する方々の書展へ。 さすが、個性的・・・ 何物にも捉われない作品群を拝見して、 俗世間に押し流されていては...
View Articleでたでた月が
自在身 心が煩悩の束縛から解放されて自由となること 今日は満月。 曇りの空から、 月がほんの一時見えました。 今回の満月は「射手座満月」と言って、 射手座の位置に満月がくるそうです。 それは占いによると、 自己肯定感や夢見る力などにも光を当て、 自分が楽しく生きられるように ネガティブな思い込みの手放す決意をする時だそうです。 教室でMさんからいただいた 深紅の紫陽花一輪 珍しい色です。...
View Article順子さんの書
「書は万人による芸術である」 と井上有一は言った。 男も女も 若者も年配者も お金持ちも貧乏人も 日本人も外国人も 皆 つながっているのだ。 その作品は、独創的で 何にもとらわれず 他の影響をうけず 我儘でいいはずだ。 昨日で終了した「天作会」 友人の順子さんの作品 彼女は、大阪人。 明るく、気取らない、 お茶目な方。 彼女の書は、面白い。 あつい情熱 新しいものへの憧憬 自然体の筆の動きは、...
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