「道元のうた」
いたづらに過ごす月日は多けれど 道を求むるときぞ少なき
2月の始めに京都の義母が
股関節の手術をしました。
手術は順調でしたが、
リハビリのため入院期間は2か月に及びました。
その間、家に一人になってしまう96歳の義父を心配して、
主人が京都の実家に泊まり込みました。
私も仕事の合間をみて、
10日に1度ぐらいの割で
家事の手伝いに通っていました。
食事は、私が作る料理ですから、
大したものではないのですが、
それでも義父は喜んで「美味しいよ」と食べてくれました。
晩酌が楽しみの義父で、
「よし、今日はゆっくり飲もう」と
私が食卓に座ると嬉しそうにお酒を振舞ってくれました。
義母も3月末には退院を果たし、
通常の生活に戻ったのですが、
高齢の両親ですから、
元気でいてくれるのが当たり前ではありません。
あちこち身体に支障を持ちながらも、
二人で支えあって生活しています。
いつもは離れている私達ですが、
もっと気配りが必要であることを痛感しました。
今後は、京都通いが頻繁になりそうです。
親孝行らしきものをしなければ・・・と。