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木原光威先生の作品集

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気がつけば、9月になってしまいました。

来月開催される「2014書TEN」の準備と作品制作をしなければ・・・
ですが、なかなか思うように進んでいません。

とくに、作品制作が・・・

今年から、書TENは、木原光威先生が代表となられました。

周りの空気が変わり、爽やかな風が吹き始めたような、
新しい気配になっています。

書TENのお知らせは、近日中にさせていただくとして、

本日は、その木原先生の作品集のご紹介です。(画像は木原先生のブログより拝借)





盛りだくさんの内容です。

私は詩文のバイブルとして活用させてもらいます。

内容などについて、詳しくは木原先生のブログをご覧ください。


反転

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機械音痴の私です

その私が、パソコンで写真の反転ができるようになりました

これって、自分では画期的なことなのですが、

えっ、、、今更

なんて声が聞こえてきそうです

とりあえず、

2点を黒白反転させてみました。

新鮮に見えます













悲しい出来事が、嬉しいことになったり、

寂しい思いが、楽しいことに変わったり、

写真は、すくに反転できるけど、

人生は、そんなに簡単じゃあない。


ボタン一つで変われなくても、

いつかは、良い方に反転すると信じて、

地道にやっていくこと。


人間生きていれば、

きっと良いことが

あるはず








書TEN 作品制作

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一日中、作品制作に没頭。

しかし、その成果は、不良

まだまだ完成までに時間がかかりそう。




一人で書き続け、

孤独を噛み締める。

良い作品ができるには、

錦織に負けないくらいの

集中力が必要なのです。













さすがに、一日中書くと、足腰が痛い。

明日は、筋肉痛だろうな



CACA現代art書展とカジュアルアートハンコ展

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久しぶりのお天気ですが、
すっかり秋の空気になっています。

昨年、お邪魔してとても楽しかった
CACA現代art書展とカジュアルアートハンコ展
今年もその季節がやってきました。


art展は本日より、
表参道A3出口前の、アートスペースりピーナにて、






ハンコ展は明日より、
表参道駅B3出口より徒歩5分
青山学院大学の青学会館前
蔦サロン2階にて
開催されています。








特に「ハンコ展」は、
いままでの篆刻の常識を覆す、
親しみやすし、
ハイセンスな作品ばかり。

今年も時間があれば、
伺いたいと思っていますが。。。

2014 書TEN ―探― ご案内

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10月に開催の「2014 書TEN ―探―」のお知らせです。

10月14日(火)〜19日(日)10:00〜18:00 ただし14日は13:00より 19日は16:00まで

東京池袋駅西口よりすぐの 東京芸術劇場 B1F アトリエウエストにて










14日の14:00より 「木原光威の筆あそび」と題して、木原先生が作品を書かれる様子をご覧いただけます

また、16日の11:00より 沙於里先生の「筆以外のもので書く」というワークショップが行われます。
書は筆で書くものと思ってしまいますが、身の回りのいろいろなもので書いてみようという体験教室です。
奮ってご参加ください。

会場にお越しいただいた方に、簡単なアンケートにご協力をいただき、
そのご協力のお礼として、ご希望の方には、メンバーが書いたハガキの作品をプレゼントする予定です。

でも、でも、
「そんなハガキなんて、いらない」
なんて言われちゃったら、どうしよう
と、心配。



私は、まだ・・・
作品制作に苦しんでいます。



今回のテーマは、―探―

自分の可能性や自分独自の表現を探すことが
求められると思うのですが、
私は、「自分の限界」を探しているようにも
感じています。

もう、体力も気力も、
腰も限界のようです。

やっぱり、年ですね

草書課題

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久々に、麗川会の話題です

このところ、半切で五言絶句を皆さんで書いているのですが、
その前の書譜の臨書課題の優秀作品の発表が
遅くなってしまいました




上大岡の教室に通われる、
Aさんの作品です。

線の流れ、リズム、右へ旋回する膨らみが
とてもよいと思います。
草書は線の抑揚が大切ですが、
筆をコントロールする技術が見事です。
Aさんは、最近かなを主に書いておられますが、
こうした課題に取り込むことによって、
漢字もかなも両方学ぶことができ、
よいお稽古ができていると思います。
これから益々ご活躍を期待しています



埼玉に嫁がれた
Sさんから、
「先生のブログにお稽古予定を載せておいてください。
実家に戻った時に行きます」と、
嬉しいご要望。



9月のこれからのお稽古は、
20日10:00より 南太田
22日19:00より 杉田
23日15:00より 杉田
27日10:00より 上大岡


10月のお稽古は
2日14:00より 阪東橋
3日15:00より 杉田
4日10:00より 上大岡
6日19:00より 杉田
11日10:00より 上大岡
20日15:00より 杉田
25日10:00より 南太田
26日15:00より 杉田
27日19:00より 杉田
30日14:00より 阪東橋 

10月は、私の書展があるので、やや変則ですが、
宜しくお願いします。

若干名ですが、上大岡と杉田の稽古場で
会員を募集します。

見学のみでもいらしてみませんか?

上大岡は、ひまわりの郷会議室へ
杉田は、杉田劇場の会議室へお出かけください。

秋の日に

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夕方6時になると暗くなります。
すっかり日暮れが早くなりました。

秋の虫の声が、窓を開けると大きく聞こえますね。

学校へ出勤すると、
文化祭の準備で、忙しく動き回り、足が棒。
生徒とともに、青春(?)の1ページ作りをしています

昨日地下鉄に乗ったら、
前に座っていた若い女性から、話しかけられ、
「港南台で書道を教えていただいたAです。
その節はお世話になりました。
今でも、筆を持っています。」と・・・
そういえば、幼い頃の面影が。。。
でも、ずいぶん昔の話なので、あまり記憶がない

彼女は、私が降りた上大岡より先へ行かれ、
電車を降りた私に手を振り続けてくれた。

とても嬉しかった。
ほんの少ししか記憶のない私に対して、
とても温かな微笑みで接してくれた。
まだ書道を続けていてくれるなんて


今日は、午後からお墓参りに。
明日から公園墓地は、車両通行禁止になるので、
車で入れるときにと、
ちょっと早めの、お彼岸のお参りです。

母が亡くなって半年が過ぎました。




「想」





2014書TEN 作品完成?

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10月開催の「2014書TEN―探―」
やっと作品完成(?)しました。

完成と言っても、
いつもの通り諦めてしまったのですが。

もう限界です。

頑張りがききません。


今回は3点出品ですが、どれも沢山書きました。

反故の山をいくつ作ったことでしょう・・・




その山は、

未熟な自分の象徴のようなものです。

何枚書いても、「書けない、できない」の繰り返しでしたが、

1枚良いのが書ければ・・・

いつかは書ける・・・

と、信じて書くしかありません。


果たしてその1枚。

皆様からどんな評価をいただくでしょうか?



今回はDMを沢山送りました。

できるだけ、多くの皆様にご覧いただければと
願っています。

皆様のご来場をお待ちしています。




ハガキ作品プレゼント

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只今、来月の「書TEN」開催の準備中。

会期中ご来場いただいた方のうち、
簡単なアンケートにご回答くださった方で、
「欲しい」とおっしゃってくだされば、
もれなく出品者の誰かのハガキ作品をプレゼントします



とは言うものの、

作品がなければダメでしょ

ハガキ作品制作に本日は邁進。

ウウ―
紙が小さいから難しい。

「こんなのいらない」って、言われちゃいそうですね



「よろこび」



「万葉集  世の中はむなしきものとあらむとぞ この照る月は満ち欠けしける」


「吉福 すてきな人生を」



他の9名のメンバーがそれぞれ準備しています。

そちらをどうぞお楽しみに。。。



肝心なこと

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秋晴れ
それだけで、幸せな気分です

一昨日・昨日と勤務校の文化祭。

私の関わる部活動では、書道パフォーマンスと書作品の展示。

今年はたった7名ですが、それでも立派にやり遂げました。


実は夏休みに、

ず〜とパフォーマンスの練習していたのですが、

練習の様子を見ていると、


あれ

ダンス部

と思ってしまうほど、

ダンスの練習ばかりで

体育系の雰囲気


それは違うでしょう・・・

「肝心なことは何

と軌道修正。

翌日から筆を持って

ビシバシ特訓

その結果、見事に書き上げることができました




書き上げた作品を持ち上げると

観客からは「うわ〜上手」と

歓声と拍手。、

汗だくで頑張っていた

生徒が眩しく

輝いて見えました。


書道展の一部です。



パフォーマンスで書いた作品も展示しました。




卒業生のAちゃん、Fちゃん、Yちゃん、Mちゃん、H君が見に来てくれました。
有難うね。

書TEN ポスターできました。

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10月に入り、
楽しみにしている「2014書TEN―探―」のポスターが出来上がりました

サイズは、A2。
メンバーの沙於里さんデザインによるものです。
データを印刷屋に持ち込み、一枚1400円で3枚作ってもらいました。


試しに我が家の壁に掲示。



ポスター紙を光沢のある物にしたため、光の反射があり、
斜めから撮影。

このポスターは、東京芸術劇場正面玄関エスカレーター横と、アトリエウエストの入口に貼る予定です。



来場者にお渡しする目録とアンケート用紙の印刷も完了。

芸術劇場の担当者や表具店との打ち合わせもばっちりです。

そうそう、会期中の飲み会計画も・・・

準備は着々と進んでいます。



あとは、14日に陳列をして、

お客様のご来場を待つばかり。。。





今回は、豊島区の地域の方々にもお出かけいただければと、

地域センターや公共施設・近隣の大学書道部などにもDMを送らせていただきました。


私たちは、初対面の方々ともご縁をいただきたいと思っています。

お時間がありましたら、書TENへお出かけください

ドジな私

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凄い雨風の台風直撃で、
あちこちで被害がでました。

神奈川県でも電車が止まったり、
あちこちで水が出たり・・・

通り過ぎてホッとするのも束の間、
また、台風19号がやってきそう。
心配です。

このところ、「書TEN」の準備をしていますが、
会場でお客様にご協力いただく、
アンケートの回収箱を作りました。
お菓子の箱の一面をくり抜いて、
そこから用紙を入れてもらいます。
「アンケート回収箱」と表示のはり紙を
両面テープで貼り付けて
「できた 」と思ったら・・・

アレ
「アンケート回収箱」が逆さま
ショック



両面テープは剥がれません。

隣で見ていた主人が、
「面白い」と手を叩いて喜んでいました。
くやし~い

仕方がないので、
裏面に今度は上下間違えないように
貼りました。





昨晩は、とある書道雑誌からご依頼の
調和体の手本作りを。

書けたと思って
印を押したら・・・

あちゃ~
逆に曲がった 
またまた、ショック



これでこの作品も
ボツです。



アンケート回収箱は、裏側に貼れても、
一度押しそこねた印は、
修正がききません。

ドジな私
「もう一度、書きなさい」と
天からのお告げなのですかね。。。




未年の年賀状 絵手紙講習会

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台風19号の進路が気になり、
天気予報ばかり見ています。

凄く大きな勢力だとか。

心配です。



本日は麗川会の絵手紙講習会のお知らせです。


今回は未年の年賀状を書きます。
以下の通り、2回に分けて行います。


① 11月29日(土)午前10~12時  
港南区民文化センターひまわりの郷会議室
京浜急行 上大岡ウイング4階

② 11月29日(土) 午後3~5時   
磯子区民文化センター杉田劇場会議室
JR新杉田駅前 ラビスタ4階
新杉田駅側のエレベータにて4階へ上がってください。
 

講師は、いつもの通り坂本沙於里先生 
お忙しいのに、無理やりお願いしてしまいました。

「かわいい羊が書けるよう、頑張ります」と
坂本先生よりのメッセージです。






写真は前回の絵手紙教室の様子です。



昨年の絵手紙教室で書いた、私の作品です。
文字も上手くはありませんが、絵はもっと下手くそな私です。
でも、坂本先生に教えていただくと、それなりに見えてしまいます。



筆、顔彩などお持ちのものがあれば、持参してください。
お持ちでない方は、購入せずとも、お貸しできます。

麗川会以外の方もご参加いただけますので、
是非お越し下さい。

麗川会以外の方は、メールでご連絡いただけますようお願いします。

reisenkai☆goo.jp
アドレスは☆を@に換えてください。





台風 怖い

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14日から「2014 書TENー探―」がスタートします。





朝9時から展示作業をし、
午後1時オープン
なのですが・・・

台風19号は、14日の朝が関東地方のピークだそうで、
交通機関にどれだけ影響を及ぼすか心配です。

先週のように電車が止まったら、
どうしよう。。。

朝9時に池袋にたどり着かないと、
大変なことになります。

そこで、13日の夜から
芸術劇場の近くのビジネスホテルへ一泊の予約をとりました。



多分14日の午後は、台風も通り過ぎて、
電車も動くでしょう。

皆様のお越しをお待ちしております





八木重吉の詩「雲」です。

空に浮かぶ雲も少しならば、風情がありますが、
台風雲の渦巻きは、怖いですね。

菊地則子さんの個展と書TEN初日

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一昨日は、台風がやってきて、
電車が止まるかもしれないと心配で、
翌日に控えた「書TEN」の搬入に備えて、一日前に池袋いり。

その道中、川崎の新百合ケ丘に寄り道をして、
友人の菊地則子さんの個展にうかがいました。

まだ、雨は少ししか降っていないのに、
レインコートと長靴・長い傘と完全武装。
お泊り道具と書TENの諸々と大荷物・・・

菊地さんの個展は、
重たい荷物を担いでも、
「伺って良かった」と思える、
すてきな展覧会でした。

菊地さんの温かいお人柄が感じられる
作品の数々にうっとり
菊地さんを評して「ただものではない」
と、言った方の言葉は、
本当にその通りと思いました。

勉強のために全ての作品の写真を撮らせていただいたのですが
ほとんどがアクリルの入った額だったので、
斜めから写真を取らなければならず、
ちょっとお見苦しいですが、
私の好きな作品2点をご紹介します。







そして、翌日、
台風は速度を早めて、
足早に通り過ぎ、
翌朝の池袋は快晴でした

長靴と長い傘とレインコートが邪魔で
倉庫の中に放り込んでしまいました。

午前中に搬入と陳列作業は無事終了。
午後1時からは続々とお客様が来て下さり、

2時からの「木原光威の筆あそび」の
イベントは、40名を超える方々が参加してくださいました
木原先生を囲んで、
魔法のような筆の動きにうっとり






午後4時には、お客様もまばらになったので、
メンバーによる合評会を実施。
その様子を、
評論家の田宮先生が、黙ってきいておられました



この合評会は、全てやりきれなかったので、
最終日の搬出前にもう一度実施の予定です。

手前味噌ですが、
これまでの「書TEN」より、
ずっとずっと良い作品が並んだように思います。


私は本日と金曜日は、
学校の授業なので、
不在ですが、
それ以外は、ずっと会場におります。


お出かけくださった折には、
是非お声をかけてくださいますよう、
お願いします。







2014書TEN―探― 開催中

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中谷翠泉さん「ゆくえ」



お蔭さまで、「2014書TEN―探―」は、
たくさんのお客様がお越しくださり、
順調です。

昨日のワークショップ「筆以外のもので書く」も
大変好評で、参加くださった方々から、
「楽しかった」のお声をいただき、
嬉しいかぎりです。

ご参加くださった香彩さんのブログでも、
ワークショップの様子をご紹介くださいました。


メンバー10名のみで運営しているため、
人手が足りず、
誰か一人は受付にへばりついていなければならないので、
折角お越しいただいたお客様とゆっくりお話をする時間が取れないで
失礼いたしておりますが

それでもそんな私達の状況をご存知の方ばかりなので、
お許し頂けるだろうと
甘えています。


池袋は近くに沢山飲食店があるのですが、
芸術劇場の1階に、おにぎりと手作り弁当を売っているお店があり、
昼食はもっぱらそのお店で調達。
リーズナブルで、ボリュームもあり、
ロビーで短時間でランチを済ませることができます。

そのお弁当屋さんの隣は、
郵便局があったり、反対側にはビヤホールがあったり、
2階にはレストランがあったり、芸術劇場内は賑やかです

地下1階に書TENの会場の
アトリエウエストはあるのですが、
広い吹き抜けのロビーに面し、
そのロビーには、小さなソファーが沢山置いてあり、
常に何人かの方が、そこで休憩をされています。

そのロビーは、池袋の地下道に直結で、
雨でも濡れずに芸術劇場に入れます。
今のところ私はいつも地下道で迷子になっています

そんなこんなで、
デジカメを持って行っても、なかなか撮影の時間がなく、
まだ作品の写真はあまり撮れていません。

上の中谷さんの赤と黒の紙を使ったカッティング作品と、



坂本沙於里さんの「それぞれの般若心経」

この二つの作品の存在感は、
ハンパないと感じました












2014書TEN―探― 明日最終日

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あっという間に、今日は最終日です。

お天気に恵まれて、絶好のお出かけ日より。

皆様のお越しをお待ちしています




2014書TEN 昨日で閉幕

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お蔭さまで昨日「2014書TEN―探―」が閉幕しました。

お天気に恵まれ、たくさんの方にご来場をいただき、
誠に有難うございました

お客様と多くのふれあいをいただき、
また、新たな出会いに恵まれ、
只々、感謝の日々でした。

そして、とても楽しい6日間でした。

今回は、多くの方から反響をいただいた、
私の作品「明日戦争がはじまる」の
ご紹介を。



現代表現を目指している書TENは、
新しい表現方法を模索しているのですが、
今の時代を反映する言葉や詩を題材にすることも、
私は一つの手段だと思います。

これは、以前このブログでもご紹介した、
宮尾節子さんの詩で、
ツイッターで評判になったものです。

お客様の中にも、この詩をご存知の方がおられ、
この詩のもつ意義について、話が盛り上がりました。

現在の日本は、平和で平穏な生活が当たり前、
戦争を体験されている方は少なくなり、
戦争の悲しさ、惨さを語り継ぐ人も減りました。
日本人は平和ボケし、平和であることの有難味を忘れています。

来年で終戦70年を迎え、
広島や長崎の原爆で、悲惨な状況があったにもかかわらず、
利益優先で原発を次々作り上げ、東北の大震災で福島第一原発の近隣は放射能汚染。
そんな状況下でも、まだ再稼働などと・・・

集団的自衛権、憲法改正、
政治は、日本の将来をどのように展開させたいのでしょうか?

戦争は、国と国との争いかもしれませんが、
その一つの要因は、
我々日本人の、
人や命を大切に思わない「心」が、
その原因を作り出すのではないか
と、

私はこの作品を書きながら、
そんなことを考えていました


宮尾節子さんは、
この詩を「みなさんに読んでもらいたい」
と、著作権フリーにされているので、

私もできるだけ多くの方に、
この作品の前で、
この詩を読んでいただきたいと、
分かりやすて文字で
自然体で書く事を心がけました







2014書TEN 私の好きな作品 その1

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木原光威「風雷」

今回より書TENの代表となられた、木原先生の作品です。
「風雷」を2つ並べて、
圧倒的な対比で、見事です。

左の太い作品は、力強く激しいうねりから、
嵐に立ち向かう強い決意が感じられ

右の細い作品は、飄々とした
何者にも囚われない自由への羽ばたきが想像されます。

もっともっと凄い作品を見せてもらいたい
もっともっと木原先生の実力を発揮してもらいたい
縮こまらず、存分に書いてもらいたい

私はそう願っています。

私も、書展を一緒にやらせていただけることに感謝して、
彼を目標に、
頑張らなくてはと
思います。





2014書TEN 私の好きな作品 その2

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冷たい雨の一日。急に寒くなりました。
書TENが終わって、3日も経つのに、まだボーとしている私です。

おまけに軽いぎっくり腰で、
動くのがシンドくって
(やっぱりぎっくり腰は、伝染病か)

今日は、痛い腰をかばいながら、
学校へ出勤。、
下車するはずの駅で、
気がついたら電車のドアが閉まってしまい
一つ先の駅まで行ってしまいました

目はあいていたのですが、
意識が飛んでいたようで、
降りそこねてしまったのです。


気を取り直して、書TENの作品をご紹介します。




私の仲良し、伊地知 星夏さんの作品です。
  山頭火句  「かれゆく草の美しさに坐る」

山頭火52歳の作品。句集「雑草風景」に掲載された句です。
厳しい貧困生活の中、
その生活が厳しければ厳しいほど、
山頭火は良い句が生まれていると言われます。
ハングリー精神ですね。

反面この伊地知さんの作品は、彼女そのものを表すように、
高い品位を持っています。
楚々とした美しさがあり、
力みのない筆の動きが素敵です





この方も私の仲良し 多田翠香さんの「壺」

ゆったりと
優しくおおらかに
長い歴史をもつ
古い骨董品をイメージします。
最後の渇筆が儚く、余韻を残します





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