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2014書TEN 私の好きな作品 その3

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お蔭さまで、ぎっくり腰はずいぶん良くなりました。

それにしても、寒いですね。
一気に冬がやってきたので、
セーターを着込み、
ホットカーペットでぬくぬくです

このところ書TENの私の好きな作品をご紹介していますが、
もう少し、お付き合いください。




坂本沙於里さん「木簡へのオマージュ」

この作品の隣に貼られたプレートに、
以下の作者のメッセージがありました。

「木簡へのオマージュ
なにものにも囚われず、自由でおおらか、凛々、豪快に
歓喜する木簡の境地に共感。意味に縛られた文字の運命を
変えたくて「線」と「空間」から、共感覚な世界を探って
みました。 文字を礎にしつつ文字に非ず、心象の形。

内緒にしたいところですが、礎の面々は・・
「鳥」「空」「心」「是」「下」「馬」「号」「見」「道」。」



抽象作品は、私には未知の世界です。
答えを出してしまうと、そこで話は終わってしまい、
人間は考えることを、止めてしまう。
作品を見てそれぞれの感じ方は様々で、
一つの答えではなく、いくつも答えがあってよいではないか。
という、彼女の主張に
なるほどと一々うなづいています。

沙於里さんご自身の作品の解説は、こちらに



芸術劇場では、会期中作品を販売することは、
NGなのですが、
終わってしまえば、ノープロブレム。

真ん中の列の、一番下の作品、
ピエロが綱渡りをしているように見えます。
一番黒が主張していて、余白も明るい。

私はその作品が大好きで、
いつもその作品に目がいくのです。
会期中から、どうしても欲しいと
思っていました

昨日交渉成立。
安価でお譲りいただけることとなりました。
嬉し~い

すでに売約済の作品があるようですが、
早いもの勝ちですよ。。。












2014書TEN 私の好きな作品 その4

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ここ数日風邪気味で、
喉が痛く、不調です。
ぎっくり腰とのダブルパンチで、
昨日は、午前中南太田でお稽古をしたものの、
午後は家で回復に努めていました。
(という言い方もありますが、居眠りをしていました。)

今日も倦怠感が続いていますが、
多分寝過ぎかな?

ブログに向かう元気があるので、
まあ、大丈夫なのでしょう。。。



岡村雞守斎氏 「山」

この作品を、文字と観るのか? 絵と観るのか?
その境目は、どうでもよい。
もともと「山」という漢字は、絵から生まれたものなのだから。

岡村氏は、自然豊かな新潟にお住まいで、
作品は、大地のにおいがし、人間の生きる力を感じます。


この山は、富士山ではないけれど、
まるで
葛飾北斎や横山大観のような
存在感だと私は感じました。

粗野で大らかで、
迫力いっぱいの「山」です。
たくましく、
エネルギーが湧き出る、
作品です。

岡村氏には、
このような元気をもらえる作品を
書き続けてもらいたいと
願っています














2014 書TEN 私の好きな作品 その5

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夜になって、木枯らしのような冷たい風が吹いてきました。

今日(日付変わって昨日)は、夜のお稽古だったのですが、
最近入会されたM君が、
仕事で遅くなったと、
一時間遅刻してきました

仕事帰りでは、
お腹が空くだろうと
若い彼らのために、
いつも軽いおやつを用意しておくのですが、

「食べてから書いたら」と促すと、
「いえ、書ける時間が少なくなるので、後でいただきます」と

「今の若い奴らは・・・」と言われる昨今ですが、
今時珍しく実直な彼の姿に
嬉しくなりました。



2014書TENの作品をポツポツご紹介してきました。、

今日は「その5」となり、
「その1」でご紹介した、
木原光威氏の2点目の作品です。
ご本人のブログ 「雪割草」に掲載の前に
載せさせていただきますが、
お許しください



百田宗治詩
「一かたまりの灌木、丘陵、森かげの赤煉瓦の製造工場。遠い地平にいま 日が翳る」

詩の一番最後「日が翳る」を大きく書き、
その余白に、この詩全体が細かく書かれています。

「日」は、文字の中の余白を大胆に空け、、
本来余白であるべきところは、文字で埋めています。

普通では、考えつかない構成です。
彼の作品は、エキセントリック・奇抜・型破り。
普通でない独自性があるところが、魅力なのです



百田宗治といえば、
小学校で習った童謡「どこかで春が」を読んだ詩人です。
この歌、大好き



         どこかで「春」が生まれてる、
        どこかで水がながれ出す。 

        どこかでひばりがないている、
        どこかで芽の出る音がする。

        山の三月東風ふいて
         どこかで「春」が生まれてる。

「春」が生まれるって、
ステキ








2014 書TEN 私の作品

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ハワイのキラウエア火山の溶岩が流れ出て、
村の500メートルまで近づいているとか。

日本でも、一か月前の御嶽山を始め
宮崎のえびの高原、
鹿児島の桜島、
そして山形の蔵王と
噴火または、それを予知する現象か゜・・・

地下のマグマが
怒り始めています。

何に対して

人間を悪行を戒めるためかも。。。

被害が少ないことを祈ります



さて、「2014 書TEN―探―」が終了して、
10日が過ぎますので、
本日私の作品で作品紹介を最終回とします。
今回私は3点出品しましたが、
そのうち1点は先日ご紹介したので、
残り2点です。


「日月」

今年、夏からずっと
「日月」を書き続けています。

今回は「金文」で。

私はこれまで
金文をあまり書いたことがないのですが、
新たに
挑戦してみました。

画数の少ない簡単な文字だからこそ、
難しさがあります。

「日」と「月」の一体感の欠如
幼稚な作品です




「喜」

額寸 21×25cmの小品です。

実は書き始める前は、
「喜」を3つ書くつもりだったのです。

何で読んだか忘れてしまいましたが・・・

「喜び」には3つの喜びがあり、

一つ目は、与えられる喜び
二つ目は、与える喜び
そして三つ目は、それらを感謝する喜びだと。

何回も何回も「喜」を書き続けたのですが、
結局納得できる作品は、一つだけで、
三つの「喜」はできませんでした

こうして「書」をやっていて、

周りの方々に、
たくさんの励ましや支えをいただいています。


私は、与えられることばかりで、
周りの方々に、
何を与えているのか?
何が与えられるのか?


私からは何も差し上げるものはないのに
皆様が、
私を支えてくださって、
只々
感謝です

こうして「書TEN」のメンバーに加えていただき、
たくさんの刺激や影響をいただき、
メンバーにも感謝いっぱいです。

書TENのメンバーであるという、
誇りをもち
素晴らしい仲間がいてくれるという、
喜びを感じています。

そんなことを思いながら、
「喜」をたくさん書きました。


この「喜」
少しお辞儀をしているように、
三つ目の感謝する「喜」のつもりです。



もうすでに、
書TENは、来年に向けて
動き始めています。

もっとグレードアップした
アグレッシブな書展をご覧いただけるよう、
メンバー一同ガンバるでしょう。

私も風邪だ
ぎっくり腰だと
弱音を吐いている場合ではありません














麗川会課題 五言絶句を書く

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明日は10月末日。
今年も残り2ヶ月です。

1年って、こんなに短かっかったかなあ・・・
「烏兎匆々」って知っていますか?
中国では太陽にはカラスがいて、月にはウサギがいると言われていることから
月日のこと。匆々は慌ただしいという意で、
「光陰矢のごとし」や「歳月人を待たず」と同じ意となるそうです。



先月の麗川会の課題
半切に五言絶句を書きました。

たくさんの半切作品が集まり、
どの作品も一生懸命書かれているので、
優秀作品を選ぶのが難しかったです。

どれもご紹介したいところですが、
その中でも私がみなさんにご覧いただきたい作品です。



送郭司倉       王昌齢

映門淮水緑     門に映ず 淮水の緑
留騎主人心     騎を留む 主人の心
名月随良掾     名月 良掾に随い
春潮夜夜深     春潮 夜夜に深し



漢字がお得意の恵祥さんの作品です。
長いあいだ伊都内親王願文を勉強されていて、
ここ数年道風の屏風土代に取り組んでおられます。
重厚な線でありながら流れが感じられ、
作品作りが手馴れています。

     
罷相作        李適之

避賢初罷相     賢を避けて初に相を罷め 
楽聖且銜杯     聖を楽しんで且つ杯を銜む 
爲問門前客     爲に問ふ門前の客 
今朝幾箇來     今朝幾箇か來る



入会して間もない淡雪さんの作品です。
麗川会に来られる前に、ずいぶんご経験があるようで、
かなも漢字も技量が高く、やる気が漲っています。
この作品は、自然な繋がりの連綿線が特に良く、
流れとリズムができています。



お手本にはならないのですが、
私も恥ずかしながら、書いてみました

     
麗川会
11・12月のお稽古予定

上大岡ひまわりの郷   10:00~12:00   
11/2(日)  11/9(日) 11/22(土)
12/6(土)  12/13(土)

フォーラム南太田 10:00~12:00
12/21(日)

地域労働文化会館 14:00~16:00
11/6(木) 11/20(木)B
12/4(木) 12/18(木)

新杉田 杉田劇場
15:00~17:00
11/2(日) 11/9(日) 11/15(土) 11/23(日)
12/6(土) 12/21(日)


新杉田 杉田劇場
19:00~21:00
11/10(月) 11/17(月)
12/1(月) 12/15(月)


11月29日(土)は、絵手紙講習会 「未年の年賀状を書く」 です。
皆様是非ご参加ください。
麗川会以外の方も歓迎です。
詳細は、こちら







  

現日会 錬成会

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昨日、今日と、
私のお気に入りのテレビドラマ
「ナースのお仕事」のスペシャルをやっていて、

主人公の朝倉いずみちゃんも
立派な看護婦さんになっていました。

ドジだけど、全ての人に、
優しさと愛情を注ぐ主人公。

心温まるドラマです。

そういえば、私、高校の頃、
進路を看護婦さんにしようか、
書道の先生にしようか、
迷っていました


本日は、
現日会の錬成会。

朝10時に南浦和の錬成会場に集まり、
午後4時まで、
みっちりと・・・

腰が痛いので
私は適当に
サボっていましたけれど・・・


50名を超える参加者で、
熱気溢れる
会場。

参加者はそれぞれに
講師の先生から
テーマを与えられ、
熱心に取り組んでおられました。



講師の先生が、
参加者の書いている様子をご覧になり、
アドバイスは勿論、
その場で参考作品を書いてくださったり、

参加者相互に、
書いている様子を
観察したりと、

とても実り多い
錬成会であったと
思います。






最後の全体会では、
本日の成果を見せ合い、
とても満足された
参加者の皆さんの、
笑顔が印象的でした

風の正体

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紅葉シーズン。

どこかに出かけたい。。。
と、思いつつ、
日々仕事に追われる日々で、

人生を楽しむことができていないように思います。

もっと心に余裕をもって、
ゆったり、のんびりと
過ごしたいと・・・

でも、絶対無理ですね


先日の「2014書TEN」の席上揮毫にて、
Kさんが「風がまえだけの風」と木原先生にリクエストされました。

さすがの木原先生も、困惑された様子で、
宿題にさせてくださいと。
多分まだ、
どのように書こうかと悩んでおられると
思います。

Kさんに伺ってみると、
以前私が「風がまえだけの風」を書いて、
Kさんにお譲りしたと・・・

えっ、
そんなの書きましたっけ

そこでKさんに私が書いたと言われる
「風がまえだけの風」の写真を送ってもらいました。



そういえば、これはイワノ硝子さんで作ってもらった、
ガラスコーティングに竹の枠をつけたもので、
表具に見覚えが・・・

もう10年ぐらい前の作品です。

拙作でしかもディフォルメしすぎているため、
「風がまえだけの風」に見えたのかもしれませんが、
これは草書の風でして・・

下の番号順に書いてあり、
1画目と2画目が「風がまえ」で
3画目は虫の省略なのです。




ちなみに
古典では、このような「風」という文字があり、

      

10年前のことなので、これを参考に書いたか否かは覚えがありませんが、
それにしても3画目の「虫」の省略を左に寄せすぎて、
ディフォルメし過ぎますよね

Kさん、画像有難うございました。
こんな拙作でも、「気に入っている」と
おっしゃっていただき、有難うございます

木原先生、お騒がせいたしました。
私が原因で、悩ませてしまい、申し訳ありませんでした

11月の展覧会

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久々に一日中、
作品の草稿作りに没頭。

でも、うまくいかずに
成果なし

もう一度、考え直しです。


芸術の秋。

11月の展覧会の案内がたくさん我が家に届いています。

その中の一部をご紹介します。





親族が出品している似顔絵展です。

東京駅へお出かけの節は、お立ち寄りください。






いつもお世話になっている中谷翠泉先生の社中展です。

若い会員さんが多く、エネルギッシュ。

金文・甲骨の古代文字の作品が主の書展です。






着物のリメイクをされている、
友人の日下部さんの展示会。

織・染・藍・陶器の芳本さんとの合同展ですが、
今回で合同展はピリオドで
次回からは、着物リメイクのみで開催されるとのことです。






現日会の仲間の書展です。
有楽町の駅前です。
是非、お立ち寄りください。
仮名の作品が中心です。




上野から常磐線に乗って、柏駅へ
柏駅前の高島屋の8階に柏市民ギャラリーがあります。
現日会の大先輩、高頭先生の社中展です。
先生の熱意・情熱が感じられる書展です。












気分転換

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かなり昔の作品です。
「どんな夜にも朝はくる」


友人のご家族やご親戚の
ご逝去の報や、
重篤なご病気のお知らせが、
ここ数日で
何件も舞い込んでいます。

只々
亡くなられた方のご冥福と
ご病気の方のご回復を
お祈りするばかりで、
私にはどうすることもできず、
無力感でいっぱいです。

辛いこと、悲しいことは、
人間生きていれば、
いつかは遭遇することで、
それは、自分が生きている証なのだろうと
思います。

自分が元気でいなければ、
周りの方々のご不幸を
悼んだり、心配したり、
共有することはできません。


人生理想通り生きられなくても、
そんなことは、取るに足りないことで、
健康で元気に過ごせることに
感謝しなければ・・・


先日「笑い」はストレスの解消に繋がり、
健康によいという記事を読みました。
そこで「面白い話」を
ネットで検索し、
パソコンに向かって、
ゲラゲラ笑ってしまいました

ご不幸の最中にある方には、
不謹慎かもしれませんが、
お許しください

気分転換や
凝り固まっている頭を柔らかくする
一つのリラックス方法です。





初心忘るべからず

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探し物をしていたら、
箱の中から、古い写真の束を発見

その中には、若かりし私の姿と
昔書いた作品の写真がありました。

今見ると、
やっぱり未熟だったと感じる作品もあれば、
今よりず~と元気よく書いているという作品も・・・

あの頃は、
家族が寝静まった夜中に、
無我夢中で、一生懸命書いていたと
懐かしく思い起こします。

その中の一枚。

昔は多字数ばかり書いていました。



宋の時代の「陸游」という人の「夜出偏門還三山」という漢詩です。

月行南斗邊 人歸西郊路
水風吹葛衣 草露濕芒履
漁歌起遠汀 鬼火出破墓
凄清醒醉魂 荒怪入詩句
到家夜已半 停立叩蓬戸
稚子猶讀書 一笑慰遅暮

当時は、100枚 200枚・・・
何日も書き続けていました。


初心不可忘(初心忘るべからず)

最近は、
紙が高騰して、それを口実に
書き込みが甘く、
腰が痛いと、言い訳をして
とことん書くというのは
珍しく。。。。

昔の写真を見ながら、
反省ばかりの
私です。

フェイスタ2014NKB19

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東京駅 八重洲南口地下にある
八重洲画廊にて、明日4時まで開催の
「フェイスタ2014NKB19」へ
本日伺ってまいりました。

私の親族が出品者の一人でして。

八重洲画廊は南口からすぐのところにあり、
とても明るい綺麗な画廊です。



たくさんのお客様が入られ、
とても盛況でした。
出品者の作品は、単なる似顔絵に留まらず、
現代を風刺した
ユーモラスで楽しい作品ばかりです。



私の親族の作品の前で撮影。



マツコさんがシンプルに描かれ、
やはり大きな存在感です。



昔から、週刊朝日に連載されている山藤章二さんの塾生として
その才能を注目されていた彼ですが、
本業は、ぜんぜん違う固いお仕事なのです。



本日はその後横浜駅で、
若い友人達と
飲み会の約束があったので、
早々に退散しましたが、
ゆっくり時間があればと、
残念でした。


明日までですが、
お時間がありましたら、おでかけください。


2014 書TEN  動画

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10月の書TENが終了して、20日以上経ちましたが、
この度、You Tubeに、その模様がアップされました。

2014 書TEN ─探(SAGASU)─


これは、メンバーの沙於里さんが作ってくださったものです。

自分の作品が、You Tubeに載るって、
ちょっと嬉しい。
沙於里さん、ありがとう



今回、作品や会場風景などの写真は、
プロ級の腕前のYozさんが、
会場に3日間も通って下さり、
撮影してくださいました。

その写真データをもとに、
これまた、沙於里さんの編集による
フォトブック作りが始まります。

私は、それを鑑賞するだけです・・・

このフォトブックは、記録用に作成しているので、
皆様にはお配りしていません。

でも、例年どうしても欲しいとおっしゃる方がいらして、
特別に実費でお分けしています。
今回もフォトブックご希望の方は、
メンバーに声をかけてみてください。

ただし、フォトブックが出来上がるのは、
まだまだ先になる予定です

墨表現不二 `14 書展

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北国には、すでに冬が訪れているようです。
秋が深まり、
さんま、きのこ、さつまいも、柿と・・・
美味しいものがたくさんあります。
やっぱり私は「食欲の秋」が一番好きですね


いつもお世話になっている
中谷翠泉先生が主宰されている
墨表現不二の社中展が、
本日より18日(火)まで
桜木町 ゴールデンギャラリーにて
開催されています。

本日、お稽古のついでに
伺ってまいりました。



金文などの古代文字を中心としている書展です。

3年毎に開催されるのですが、
3年前より、はるかにレベルアップしているなあと
感じられました。

「作品は線が大事」といつもおっしゃっている
中谷先生ですが、
先生の作品はもちろんのこと、
出品者の皆さんの
重厚で、力強い線の一本一本が
とても大事に書かれていて、
それでいて闊達で躍動感があります。



まずは中谷先生の作品
「上如 下如」余白と飛沫がいいですね。
洗練された魅力です



翠子さんの「順養」




桜泉さんの「別」




恵泉さんの「日進月歩」




はるみさんの「賜」

どれも力作です。

他にも素敵な作品がたくさんありました。
是非皆様、お出かけください




未年の年賀状 絵手紙講習会 参加者募集

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gooブログのアクセス解析を見ると、
「未年の年賀状」で検索して、
私のブログをご覧下さっている方が、
多くいらっしゃいます。

皆様、年賀状の準備をされる季節なのですね。



先月、未年の年賀状教室のご案内をしましたが、
再度お知らせいたします。

11月29日(土)午前10~12時  
港南区民文化センターひまわりの郷会議室                          
京浜急行 上大岡ウイング4階

11月29日(土) 午後3~5時   
磯子区民文化センター杉田劇場会議室
JR新杉田駅前 ラビスタ4階
新杉田駅側のエレベータにて4階へ上がってください。


麗川会主催の絵手紙教室ですが、
広く一般の皆様の参加も大歓迎です。

お気軽にお出かけください。

ただし、午前中は、かなり混んでいますので、
定員になり次第、締め切らせていただきます。

午後はまだお席があります。


参加ご希望の方は、
reisenkai☆goo.jp
まで、メールをいただけますよう、
お願いします。

メールのアドレスは、
☆印を@に換えてください。

メールのお返事で詳細をご連絡致します。



講師は、坂本沙於里先生 
(相模原市在住 蘭秀会主宰、書TENメンバー)


昨年の年賀状教室で
私が先生に教えていただいた
作品です。

もともと絵は下手くそですが、
沙於里先生に教えていただくと、
それなりに見えてしまいます。














無事

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今年のはじめ、
ある方から
「無事」という作品の依頼を受けました。

急ぎませんから・・・
というお言葉に、
ず~と先延ばしにしていたのですが
お正月までには
なんとかしなければと、
重い腰をあげて
書き始めました。

ご依頼頂いた方は、
これからの家族の「無事」を祈って
家にかけておきたいと
おっしゃっていました。

私たちは、何気なく「無事」という言葉を

普段と変わりなく、
過失や事故のないこと。
健康で元気、つつがないこと。

で使っていますが、
それは、とても大切なことです。

それ以上に調べてみると
「無事」は、
外に向かって求める心をすっかり捨て切った身の上を言うそうです。

求めなくてもよいことに気づいた安らぎの境地。

求める心を捨てて、欲を捨てて
無限にして偉大なるものに生かされている自分に気づくことができる。
求めずとも既にそれに抱かれ、
生き生きと輝いている自分を発見できる。

そんなことが臨済宗の教えとしてありました。

私たちは、ああしたい、こうしたいと
いつも良いものを求め、
こうなりたいと欲ばり、
今以上の幸せを求めています。

求めずとも、すでにそれに抱かれている・・・

足るを知ることが
「無事」なのかと

一つ勉強になりました。

昨日書いた作品ですが・・・


    



もう一度書いてみます。
こうして、健康で普段と変わりなく
「書」を楽しめること、
これは、私にとっての「無事」ですね

頑張れ 巖泉先生

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食欲の秋ですが、
美味しいものがたくさんあって、
ダイエットにはよくありません

昨日も福井の叔母から
越前がにのプレゼントがあり、
堪能させていただきました。
叔母ちゃん、有難う



カニは大好物なので、
いただくとして、
普段は野菜中心を心がけています。

私が今、はまっている
生野菜を美味しくいただく、
必需品


「わさびごまだれ」
写真はネット販売のHPより拝借

普通の野菜サラダのドレッシングとして、
また野菜スティクにつけたり、
生野菜ばかりでなく
茹でたほうれん草や、
しゃぶしゃぶのたれとしても。

私は上大岡の京急デパートの地下食品売り場で見つけたのですが、
ネット販売もしているようです。




さて、先月末に
新潟にお住まいの
巖泉先生が骨折で入院されていると伺い、
心配をしていました

10月半ばには、わざわざ新潟から池袋の「書TEN」を見に来てくださり、
あの時は、とてもお元気だったのに・・・


お見舞いのハガキをさしあげたところ、
昨日お返事をいただき、
「2×8尺の枠(額?)を持って段差を降りるときに、
右足を取られてひっくり返ってしまいました。
左大腿骨の骨折の憂き目となりました」と。

手術を受けられ、12月中旬まではリハビリとのことですが、
たぶん辛いリハビリとなることでしょう。
頑張っていただきたいと応援しています

巖泉先生のブログに
先生の入院中のお姿が載っていました。
それを拝見して、ちょっと安心しました



今年の夏の現日書展の巖泉先生の作品です。


寒蝉

来年も素敵な作品を拝見いたしたく、
ご回復を心よりお祈りしています。







ピエロ

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小春日和の麗らかな日。
陽の光は眩しく、
窓から見えるビル群の隙間に、
赤や黄色に色づいた木立が輝いて、
つかの間の華やかさですが
見るものを楽しませてくれています。



先月の書TENに展示された
沙於里さんの
「木簡へのオマージュ」から1点、
お譲りいただい作品が、
本日我が家へ届きました。

早速、玄関ギャラリー(?)に展示
あえて、モノクロでご紹介・・・



なかなか難しい抽象作品ですが、
私には、この作品がピエロの綱渡りに見えます。
そこで、少し高めの位置に飾ってみました。



最近流行っている「SEKAINO OWARI」というグループをご存知ですか?
そのグループのヒット曲に「ピエロ」という曲があって、
メンバーにもピエロの仮面を決して外さない方がいます。

その曲の歌詞が、
この作品にぴったりのイメージなのです。


悲しみも苦しみもその仮面の奥にかくして
いつも笑っている君。
「わたしがやらなきゃ、誰がやるの」と
危ない綱渡りをいつも練習して、
何回やってもつまづき、
いらだっている君を
僕はちゃんと見ているよ。
頑張る君のことを、
応援している。

ずいぶん略してあるけれど、
たしかそんな内容・・・

苦しいときも悲しい時も、
みんなのために笑っている。
世の中にそんな人が多ければ、
素敵な世界ができるでしように・・・

無意味な争いがなくなる世界であって欲しい。
無駄遣いの選挙なんて、
いらないし・・・


沙於里さんからの
手紙に添えられた一枚の絵。
これで
幸せな気分になりました
 




藍雲会書展と柏葉書展

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本日は、久々ハードスケジュール。

朝8時半に自宅を出て
有楽町 朝日ギャラリー(有楽町マリオン11階)の
第38回藍雲書展へ。(26日まで)

現日会で仲良しの
お二人が受付にいらして、
楽しくおしゃべり。



八惠子さんの作品
秋草のしどろが端にものものしく生(い)きを栄(さか)ゆるつはぶきの花 (伊藤左千夫)




靖幸さんの作品
ほととぎすなかる国にも行きてしかその鳴く声を聞けば苦しも(万葉集)




玉園さんの作品
朝ぼらけ有明の月とみるまでに吉野の里にふれる白雪(坂上是則)




11時近くに有楽町をあとにして
千葉県柏駅、駅前の高島屋ステーションモール8階の
第23回 柏葉書展へ。(28日まで)

主宰の高頭先生は、
私のお姉さんのような存在で・・・
書への熱意溢れる姿勢は、
いつもあこがれです

50名を超える出品者の社中展は、
先生の熱心なご指導が伺われます。


高頭先生の作品「心身一如」心の働きと身体の働きが一体となり、集中するといった意ですね。



日置氏の作品「無轍」轍の後がない。良い行いをしても、轍の後を残さず、私がやったとアピールしないこと。
すてきな言葉ですね。


柏から一目散で、横浜の自宅へ帰宅し、
夕方6時から師匠のお稽古で、また横須賀へ車で出かけ・・・・

お稽古から10時帰宅。。。

長~い一日が終わりました



ドジな私 その2

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日が短くなり、
人の行き交う駅前の
夕暮れをパチリ

木々を飛び交う鳥の群れが、
素早くあちこちに移り、
その鳴き声と羽ばたき音が、
遠くの夕焼けの美しさを
気づかせてくれました。



昨日の雨と風。。。

駅を降りて、傘をさしたら、
突然ものすごい風が。
あっという間に、傘の半分が逆向きになってしまい、
傘の骨が変形してしまった。

直そうとしても直らない。
買ったばっかりの傘。。。
まだ3回しか使っていないのに。。。


今日は、20通の手紙を送ったのですが、
昨日郵送するために82円切手20枚をコンビニで買ったのに、
大和運輸の営業所でそれをメール便にしてしまった。



先日、私のお気に入りのドラマ
堺雅人さんの「リーガルハイ」のスペシャルをやっていた。
オンエアの時間帯、忙しくて見ることができなかったので、
後で見ようとビデオを撮った。

後日、夕食の支度をしながら、
見ていたのだが、
ふと、鍋の中身が気になり、
ビデオを見ていることを忘れていた。

すると、「緊急地震速報 緊急地震速報」の大きな警報音.
その音に反応し、
慌てて、鍋の火を消し、
別室の家族に向かって、「地震! 地震!」と叫びながら、
玄関へ避難。。。

玄関から飛び出したものの、
しばらく待っても、その気配はなく、
あれ

台所にもどり、
ビデオであったことにやっと気づいて、
自分のドジさ加減に
笑ってしまった。

家族の呆れた冷たい視線。。。

長野で被害に合われた方も多いのに、
笑い話になってしまい、
申し訳ないのですが

最近、そんなドジが
日常茶飯事の私です。







何が幸せか?

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どんよりとねずみ色の雲に覆われた空
肌寒さから外に出たくなくて、
家の中に篭っています。

こうして一日を家の中でグウタラ過ごすことが幸せか?
それとも外に出て、アタフタ走り回ることが幸せか?

ふと、考えてしまいます。

どちらかというと、出不精の私は、
ずっと家にいたいタイプなのだけど、
それも心身ともに健康に良くないと感じます。

学校やお稽古や書展や、
出かける場所があるということが幸せだと。

自分の居場所は、自分で作るもの。

いくつかの自分の居場所があり、
その場に行かれること、居られることが、
幸せなこと。

その場で、皆さんとの触れ合いがあり、
楽しく会話ができること、
共有する時間がもてることが、
幸せにつながっていくのでしょう。


その場があることの幸せを
大切にしなければ・・・





でも、出かけてばかりだと、
そのうち家での居場所がなくなったりして・・・


明日は、麗川会主催 絵手紙教室「未年の年賀状」です。
お天気が怪しいのですが、
皆さん、是非おでかけください。


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