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ええねん

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冬休みが終わりました。
明日から、学校で授業です。

この冬休みは、あっという間に終わってしまい、
もう少しゆっくりお正月気分を味わいたかったと
名残惜しい気持ちです

肩の力が抜けて、気持ちが楽になる歌をみつけました。
ウルフルズ - 「ええねん」

とくに後半の歌詞がよいです

トータスさんがもっている、歌詞カードも、
何気なく書かれている書ですが、
訴えかけるものがあります。

私は横浜でずっと育った「浜っ子」なので、
「じゃん」はよく言いますが、
関西弁は、いままで相に合わないと思っていました。
しかし、この「ええねん」を、
私の好きな言葉に加えたいと思います


CACA臨書展

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朝は寒さで、布団から出るのに時間がかかります。
やっとの決意で布団からでると、一目散にストーブの前へ。
しばらく温まってから、着替えを始めます。


友人のMさんから、ご案内をいただいた

「第2回 CACA臨書展」





明日11日から15日までの会期で、
東京目白の和敬塾(旧細川侯爵邸)にて

この和敬塾というのは、
ちょうど都知事選に立候補されるという、
元内閣総理大臣を務められた細川護熙氏のおじい様が建てられた建物だそうで、
是非行ってみたいと思っていました 



でも、行けるかな?
スケジュールが一杯で・・・。

前回のCACA臨書展の図録を
M氏にいただいたのですが、
図録で拝見しても、素晴らしい作品ばかりでした。
実物は、もっと凄いのだろうなぁ〜と思います。


臨書は
書作のための、基礎練習と捉えられ、
「舞台裏の仕事」と言われています。
誰でもやる臨書だから、
上手いか、下手かが露骨に表れるので、
それを作品化するのは、一番難しいことです。

お時間がありましたら、是非ごらんください。



明日は、東京都美術館で
「TOKYO書2014 公募団体の今」の
アーティストトークがあります。

再度のご案内ですが、
現日会のトークは、13:25からです。
こちらも是非ご傾聴ください 



今日は、とても大切な日で、
朗報を待っています。

朝から落ち着かず、何も手につかず、上の空。
心配、不安、気がかりで・・・

でも、絶対に大丈夫だと信じています 







TOKYO書2014公募団体の今 アーティストトーク

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雲一つなく、とても穏やかな連休初日です

今日は、都美術館の「TOKYO書2014公募団体の今」のアーティストトークです。
自分がトークするわけでもないのに、カメラを充電し、ICレコーダーの電池をいれかえ、
入場チケットは持ったし・・・
準備万端整えて、でかけました


午後1時25分、現日会の部屋には、たくさんの方にお集まりをいただきました。
60〜70人ぐらいだったでしようか。もっといらしたかもしれません。

前の方は座って、何層にも人の輪ができました。
皆様には、お寒いところおでかけいただき、
誠に有難うございました。

トークをされた幡野さんは、
感性豊かで、表現が独特、
それでいて時折の天然ボケが笑いを誘いました


(横縞のセーターが幡野さん)↑

こんな素敵な後輩がいることは、私の誇りです。

先日は、幡野さんが出品された3点のうち1点をご紹介しましたが、
残りの2点です。

爨寶子碑(サンポウシヒ)↓


すみません。ピンボケですが、
原本をアレンジして作品化してあります。
これも、臨書の一つの方法ですね。

論語↓


彼女の作品は、論語を書くことが多いのですが、
決して論語が好きなわけではないそうです。
でも、通常の漢詩を書くよりも、論語に使われている文字が自分に合っていると・・・

折角アーティストトークをするので、
みなさん聞きに来てください、観に来てくださいと、
宣伝させていただき、
たくさんの方に来ていただけたこと。
本当に嬉しく、
只々、皆様に感謝申し上げます

今日は、都美術館の後は、六本木の国立新美術館で「独立書人展」を拝見し、
大作の数々に圧倒されました。

その後、目白まで足を延ばし、「第2回CACA臨書展」へ。
若い世代の方々と、お話させていただき、
その目の輝きに感動しました。
私は空っぽで、役に立つお話ができず、すみません



可愛いお便り

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寒い、寒〜い一日でした。

一日中、震えて過ごしていたのですが、
家へ帰ると心温まるハガキが届いていました

先日の「CACA臨書展」にて
私がMさんに、お嬢さんへと
小さなお菓子を託けたのです。

そのお嬢さんは、昨年10月の麗川会展に
Mさんと共に来て下さいました。、
たしか小学校1年生だったかと・・・

とても愛くるしく、妖精のようでした。
はきはきと返事をしてくださり、
熱心に大人の作品を見てくださいました。
彼女の目の輝きが、とても印象的でした 

そのお嬢さんから、
可愛いお便りをいただきました。

    

小学校1年生で、これだけしっかりとした文字が書けるのは、
素晴らしいですね。

将来有望。

私たち大人も、一から勉強し直さなければと思います。

「また、どこかでお会いできるのを楽しみにしています」
と、これからお返事を書きます。
私も上手に丁寧に書かなければ・・・








日がのぼる

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友人のYさんが、横浜金沢区で撮影された
今朝の日の出の写真です。
メールで送ってくださいました

     

力強く、荘厳に日が昇ります。

太陽ばかりでなく、地平線まで赤く染まっています。

日本は「日出ずる国」と言われ、
日の丸の国旗がその象徴とされています

ずっと太陽は昇り続けることから、
いつまでも明るい国であるようにという意味合いがあったのでしよう。

私も以前金沢区の海のそばに住んでいたのですが、
眠れない夜は、夜明け前に海辺へ出かけ
日の出をよく見ました。

神秘的な日の出を見ると、
爽快な気分になり、
力を得た気持ちになります。

その日の光に、勇気を得られ、
希望が生まれます。

太陽の恩恵は、計り知れないものです。
明るい社会を作ること、
明るい生活を営むことを
心がけて
日々過ごして行きたいと、

この写真を見て思います 






駑馬十駕

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駑馬十駕(どばじゅうが)

才能の乏しい人も努力をすれば、才能豊かな人追いつくことができるということ。
「駑馬」は足の遅い馬。「駕」は馬が車を引いて進む一日の行程。
駑馬でも十日歩き続ければ駿馬が一日で走る千里の道を行くことができるという意。

中国の儒学者 荀子の勧学に「驥一日而千里、駑馬十駕、則亦及之矣」とある。
驥(き)は一日(いちじつ)にして千里なるも、駑馬も十駕すれば則ちまたこれに及ぶ。
驥は名馬のこと。

昨日のお稽古で、
「書はやはり才能がものをいうのでしようか?私は、才能がないので・・・」
と会員の方から弱音が聞かれました。
ふと、馬年ということで、
「今年は駑馬十駕の精神で頑張ります」
というHさんの年賀状を思い出しました

私も才能が乏しく、自分自身に苛立ちを感じています。
どうして、こんな作品しか書けないのか・・・と。
いままでず〜と、才能がないと感じてきたけれど、
それでも書を諦めずに続けてました。

「駑馬」である私が、諦めずにやっていることによって、
いずれは、「驥」となることができるのでしょうか?
いや、「駑馬」のままでよいのです。
「十駕」すること、書を続けること、続けられることに
価値があると思っています

身近な方でも、健康の理由で続けられなかったり、
経済的な事情で諦めざるを得ない方を見てきました。
その方々の分までと思います。

このところ、現日会春季展の作品を書いています。
ちっとも思うように書けない悔しさで、髪の毛をかきむしり、
「アー」と大声を張り上げて・・・

     

作品の一部「倦」
この文字は、飽きていやになるという意味です。

理想には程遠く、苦しみながらも、書き続けます。

できること、続けられることの幸せを思いながら・・・









1月の書展案内

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寒いですね。

ここ数日、家に閉じこもり、作品を書いたり、
書展の事務仕事を忙しくしています。

でも、今日は久しぶりに美容院へ出かけ、
髪をカットしてこようと思っています。

今週末、若い友人数名と飲み会(?)の計画をしているので、
少し若返りを謀らなければと・・・

髪の毛を切ったくらいでは、まあ、今更無理だと思いますが、
友人の中には、すてきなボーイフレンドもいるのでして・・・



今週末、横須賀文化会館では、
横須賀書作家協会展が開催されます。
私の友人、知人が数名出品されているので、
お時間がありましたら、ご高覧ください。

     



また、銀座では、本日より
憧れの幕田魁心先生の社中展が始まっています。
日程:平成26年1月22日〜26日
場所:東京都中央区銀座6−3−2 ギャラリーセンタービル6階 洋協ホール

     

25日午後1時より、先生の講演会と席上揮毫があるという情報。
是非伺いたいと思っていますが
午前中、お稽古があるので、
間に合うでしようか・・・

私は幕田先生とお話をしたことがないのですが、
是非書かれるお姿を拝見したいです。


幕田先生の「極める」シリーズ、
私の愛読書だったのですが、
「良い本だから・・・」と
誰かにお貸しして、まだ戻ってないような・・・
それとも、納戸の奥に眠っているのかな〜










幕田魁心先生の書に触れて

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昨日は、天気予報で4月上旬の暖かさと、
浮かれ気分だったのですが、
さほど暖かいとは感じず、
やはり1月。

午前中12時までお稽古をして、
一目散に銀座の洋協ホールへ。
午後1時からの幕田先生の講演会に参加し、
席上揮毫を拝見させていただきました。

講演会は、とても、和やかな雰囲気で、
先生の温和なお人柄とご門弟に慕われておられる様子が
感じられました

お話と並行して、実際に横角の起筆の比較を書いて見せて下さり、
硬筆と毛筆の違いは、硬筆は字形の美が勝負だが、
毛筆は、筆の弾力を使い、無限大の表現が可能となる。
そこに書の芸術性が生まれると。

「馬」という文字を何種類も書いてくださり、
「個性」と「くせ」の違いは、
「個性」は、支持者がいるという客観性があることと。
どの「馬」も素敵です。

      

線を書く時は、筆を立てて書くと、紙の中に線の深さが出て、
線に立体感が生まれてくる。
木に文字を書いた場合、墨が木に入って三寸(約10cm)ほど染み込む。
これを「入木三寸」というそうです。
筆が立たず傾いたまま書くと、墨は三寸も染み込んでいかない。
など、多く納得できる、説得力あるお話をきくことができました。

     

先生の書のテーマは、「変化と統一」だそうで、
根底には様々な古典があるが、
その中でも何紹基の粗密と不均衡の変化を使用しながら
バランスをとっているとおっしゃっていました。

そして、「美」は書作の最大のテーマだと。

先生のお言葉の一つ一つが、
そして線の一本一本が、
ずしりと重く、
私の中に
響くものでした

席上揮毫で、すでに表装された掛け軸に
「威風堂々」と「花鳥風月」を
書いて見せてくださいました。



     
(書き上がった掛け軸)

以下2点は、今回の書展に出品された、先生の作品です。

     
(十二支)


(啐啄之機)、絶好の機会、といった意味で、鳥が卵からかえる時に、内側からつつくヒナを「啐」と言い、外側から絶妙なタイミングで突いてサポートする親鳥を「啄」という。
このヒナがかえる絶妙なタイミングに例えて「啐啄(そったく)」と言います。

巣の卵の中で、ず〜とのんびりしている私ですが、
昨日のような講演会で、これからもどんどん刺激をいただくよう、
心がけていかなければと思います








ほっとした気分

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「夢」  現日春季書展の作品の一部です。

書く時間が十分とれず、消化不良ですが、
表具屋へ提出しました。
諦めがついて、ほっとした気分というか、
仕方ないと開き直ってしまいました。

とことん書き込んだ作品を書展に出品すると、
会期中、晴れやかな気分でいられるのですが、
今回の春季書展は、曇りに曇っています


先日、桜木町の師のお稽古場の皆さんと、
ブリースベイホテル 14Fにある
バー・エルマールへ行きました。

夜は、お酒を飲むところですが、
午後3時頃ティータイム で、
コーヒー・紅茶に美味しいケーキ。
お客さんは、私たちだけで、
ゆったりと静かです。
店内の中2階の大きな窓からは、ご覧のような↓
晴れた空に横浜ランドマークタワーをはじめとする
MM21が一望に見えました。

    

多分夜景がきれいだろうな
今度はお酒を飲みに・・・

先週伺った横須賀書作家協会展の会場風景と
友人の鵬舟さんの作品です。





左は「底力」 右は「大吉祥」です。
力感溢れ、躍動感に脱帽です。


少し暖かなこの数日、
とてもほっとした気分です



「忙しい」という言葉

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この時期とは思えぬ暖かさで、コートを着ずに買い物に出ました。
明日から巨大寒波の到来。天気予報は雪マーク。
気温の差が激しいので、風邪をひかないようにしなければと思います。

実は我が家の娘が、先週インフルエンザに罹り、
私にも伝染っているのではないかとビクビクしていたのですが、
私のところは素通りしてくれたようです。

ところが、昨日一緒に行動していた先輩が、インフルエンザに罹ったかも?
と、今朝になって連絡があり、
またまた警戒警報です

先週から毎年恒例の卒業証書書きの内職をしているのですが、
あれこれやらなければならない事が
たくさんあり、
ゆっくり卒業証書を書く時間がとれません。

家族に向かって
「忙しい忙しい」とお念仏のように
唱えていますが、

『忙しい人』は、「忙しい」と周りに言えば、「カッコイイ、頑張っている」と他人が評価してくれると思っている。
『仕事ができる人』は、「忙しい」と周りにに言うことは、「無能の証明」だと思っている。

という、記事を見つけました。

なるほど。。。
やっぱり無能だったんだ。
これからは、「忙しい」は言いません。



さて、2月の書展のご案内です。

13日(木)〜18日(火)横浜桜木町 ぴおシティー3階と6階にて
神奈川代表書家展併催次代を担う新進作家展

私も出品しています。

雑誌の事前掲載やパンフレットの作成のため、
昨年末に書いた作品を出品します。

     


また、19日(水)〜3月3日(月)まで、六本木の国立新美術館にて
第54回現日春季書展が開催されます。

     

今回は大小2点出品します。
小さい作品は、会場奥の休憩室に展示される予定です。
ご来場の節は、是非、休憩室へもお立ち寄りください。

2月は書展が二つあり、
「慌ただしい」です。(忙しいという言葉は使いません)







自分の居場所

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「今日は寒いですね」と何人かの方と言葉を交わしました。
特に朝の風の冷たさは、一入だったのですが、

いつも私をいじってくださるおじ様から、
「暑いでしょ。扇いであげるよ」と
手にもっていたダンボールをパタパタと
私に意地悪なプレゼント。

このジョークで、今朝はにこやかにスタートすることができました

       

「照顧脚下」
自分の足元をよくよく見よという意。
まず自分の足元を見て自分のことをよく反省せよと。

人の足りないところを指摘したり、
不愉快なことをついつい言ってしまったり…
そんな自分を反省しています

こんな私でも、たくさんの友人がいて、理解者がいてくれる。
未熟な私でも、温かく見守ってくれる人がいる。
只只感謝です

「自分の居場所は、自分で作るもの」

たくさんの欲求はあるけれど、
上を見ればキリがない。

仲の良い友がいて、
素敵な仲間がいて
大切な人々がいてくれる。
ただそれだけで、
私には、最高の居場所なのです。

そんな居場所があることが、幸せです。






大雪だあ〜

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大雪だあ〜

関東地方では、一年に1度か2度、積もる雪ですが、
今日の雪は、すご〜いです。

我が家の前のお宅の屋根に積もった雪をご覧ください。



午前中、上大岡のお稽古だったのですが、
やはりお越しくださったのは、
4名のみ。
「若いから来ました。」と・・・

帰り道で坂を降りる途中で、スッテンころり。
でも、新雪がクッションとなり、怪我なくすみました

午後からは、家の前の雪かきを。
先週、またまた軽いぎっくり腰となり、
まだ少し痛みが残っていたのですが、
雪をそのままにすると、玄関のドアが開かなくなりそうなので。

吹雪いている中で、雪かきをしても、
またすぐに積もります。
この地域は、そう度々あることではないのですが、
雪国の方は、こんな思いをいつもされているのだなあと
気の毒に思います。

日がくれてきましたが、まだまだ降り続いています。
明日の朝、果たして玄関は開くのでしょうか?

明朝から、自治会の「雪かき隊」の出動です。
地域の自治会では、一人暮らしのお宅やご高齢の方のお宅の
玄関の雪かきをする組織を作っています。

我が家の主人は、自治会の役員さんから依頼を受けて、
栄えある(?)雪かき隊隊員に就任。

明日の活躍を期待・・・いや不安です



雪かきって重労働

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昨日降り続いた雪も夜中には止み、
今朝は8時30分より雪かき作業に励みました。

私は自治会の当番理事をしているため、
自分の家ばかりでなく、
周囲のお宅にも目を配らなければと。。。

近所の方総出で雪かきをしたのですが、
腰が痛いと唸っておられるご高齢の方もいらして、
我が家ばかりでなく、4件のお手伝いをしてきました。



しかし、ものすごい雪の量です。
深いところは40cmぐらいにも達していました。
我が家は横浜でも南の方なのですが、
内陸に位置していて、海沿いの地域の倍ぐらいの雪になります。

雪かきをしても、その大量の雪をどこに置くのか?
遠くまで運ぶには体力がいるし、
自分の家の前は、車の出入り口で置けないし・・・

結局こんなに積み上げて、雪の高いお山ができました。





作業をしているときは、夢中でやっていて感じないのですが、
昼頃終了して、家の中へ戻った瞬間、
腰も足も腕も筋肉痛。。。
普段の運動不足がたたっています。

今晩は、湿布薬をペタペタと貼って寝ます。

明日は朝6時に出勤。

道が凍っていそうで、怖いなぁ。。。


すてきな掛け軸ができました。その1

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ソチオリンピックの放送が連日続き、
選手の皆さんは頑張っていますね

メダルが期待されると言いながら、
日本選手のメダルはありませんが、
精一杯頑張っておられる姿に拍手を贈りたいと思います

蓮舫さんの「一番じゃないとダメですか?」という
言葉が有名になりましたが、
オリンピックだって、一番じゃなくったって、良いではありませんか。

皆さんそれぞれに精一杯やった結果なのです。

さて、久々に麗川会の教室の作品の紹介です。
昨年末、締切だった「二文字作品を半切1/2に書く」という課題で、
ご希望の方は掛け軸にしましょうとの呼びかけに、
7名の方が申し込まれました。

出来上がった掛け軸のうち、本日は3点をご覧ください。

        

Oさんの作品「安穏」(心静かに落ち着いていること)

        

Sさんの作品「龍舞」

        

Mさんの作品「静清」


それぞれの個性で、味のある素敵な掛け軸ができあがりました。
皆さん、お部屋に飾られて、楽しまれることでしょう。

書道も競争ではありません。
賞を獲ったとか、偉くなったとか、そんなことはどうでも良いのです。



大切なのは、書を楽しむこと。

自分らしい作品を書く事を
精一杯努力すれば、

100点満点です。 

平成26年神奈川代表書家展・次代を担う新進作家展

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今日もまた、雪がたくさん降っています。
本当に寒い一日です

昨日から食料品を買い込んで、今日は絶対外に出ないと決めています。

でも、明日は現日春季書展の搬入です。
果たして電車やバスは大丈夫でしょうか?
係の皆さんは、転ばずに六本木の国立新美術館へたどり着けるでしょうか?
表具屋さんは、作品を運ぶことができるでしょうか?
心配です。

昨日より、平成26年神奈川代表書家展 併催次代を担う新進作家展が始まりました。
ちょうど桜木町の師のお稽古があったので、初日に見ることができました。

さすが、神奈川の諸先生方の作品です。
大変見ごたえがありました。

特にご高齢の先生方が、素晴らしい作品を書いておられ、お元気で何よりと思います。

私の作品は・・・と、言うと
自分の作品の前に立ったとき、あれ何かが違う。
こんなはずでは・・・
と、いうのが第一印象でした。

よくよく考えてみると、額が違っていたのです

注文した通りにできていない。

箱型のおしゃれな額を新規で作り、
そのイメージで書いた作品なのに、
どうして?

こんな額を注文した覚えはないのに・・・
と、額をよく見ると、
フレームに傷がある。
貸額だ。

おかしい、おかしいと思い、その場で表具店へ電話したところ、
昨日搬入の際、新規に作った額を落として、壊してしまったとのこと。
急遽貸額に入れました。
連絡を忘れていて、すみません。
と、詫っていたが・・・。

凄く凄く残念で仕方がない


作品は、衣装によってかなり雰囲気が変わります。
まして、今回の作品は、なおさらだと思うのです。

表具店の社長に鬱憤をぶつけたい気分を、
じ〜と堪えたのですが、
堪えた分だけ、悔しさが倍増される。

わざと落としたわけではないので、
責められはしないのですが、
でも、その事実を忘れられていたのは、
これ如何に。。。


所詮私の作品なんか・・・
どんな衣装を着せたって・・・

いじけている私です。

本当に残念でなりません。
でも、その残念な額をトリミングで隠して、
ご覧いただきます。

          
          「存在」





第54回現日春季書展 その1

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久々の更新になってしまいました。

このところ、卒業証書の名前書きの仕事が、切羽つまっていて、
寸暇を惜しんで書き続けています

まだ終了とはいかないのですが、
やっと残り1校となりました。



このブログを2週間更新しなかったのは初めてですが、
それにも関わらず、100名以上の方が、
毎日変わらないブログを覗いて下さり、只々感謝です

本日はただいま開催中。あと残り3日間の会期の
第54回現日春季書展の作品をご紹介します。

が、ちょっと変わった写真の取り方をしてきました。

作者の皆様には、失礼かと存じますが、
(私の趣味ですので、お許しください)
作品の部分だけを集めてみました。




現日会の書展は、いろいろな書風があって、面白いと皆さんおっしゃいます。

少し暖かくなってきました。

六本木の国立新美術館へお越しください

第54回現日春季書展 その2

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お蔭さまで本日、第54回現日春季書展が終了いたしました。

たくさんの方にご来場いただき、有難うございました

私は今回、スケジュールがいっぱいで、会期中は懇親会の日と、
2月28日と3月2日のお当番しか、会場にいることができませんでした。

私がいない時にお越しくださった方には、大変申し訳ありません。


今回は、特別出品という枠をいただき、2点の出品となりました。

中原中也の詩、「山羊の歌」より
「汚れつちまった悲しみは 倦怠(けだい)のうちに死を夢む」


120×120cm

ダダイズムに傾倒した中原中也の作品を題材に、
私も「書におけるダダ」を目指したのですが・・・
魂は開放されることはなく、
旧式の定義的な世界にどっぷりと浸かってしまっています



そして、同じ詩の冒頭部分
「汚れつちまった悲しみに 今日も小雪の降りかかる」


35×35

これらの詩の作境として以下の文を添えました。

「 手も足も動かない。言葉も出ない。
  日々、何をするでもなく、何もできることがなく。
  難病に苦しめられる日々、悲しみの涙。
  そんな母を想い・・・。

  病室の窓辺に、小雪がちらついている。 」




トルコ料理 ニューアリババ

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世界三大料理は、フランス料理と中国料理とトルコ料理だそうです。
皆さん、ご存知でしたか?

どうして我々の親しみのある日本料理やイタリア料理でないのだろう
という疑問ではありますが、
流石に三大料理と言われるだけあって、
多くの料理の種類を誇り、独特の個性をもった味でした。

実は、勤務校の芸術科(音楽・美術・書道)の先生方と、
年度の終わりに慰労会をしているのですが、
それが世界の国々の料理を食べようということで、
今回はトルコになったわけです。

初めてトルコ料理をいただき、
思わずニンマリ

横浜で唯一のトルコ料理店
「ニューアリババ」の店内です。
トルコチック????(行ったことないのでわかりません)



店長さんが、イスタンブールのご出身、
トルコのお話をいろいろ聞かせてくださいました。
日本語がお上手で、とても親切な方です。


お料理の写真は、ネット掲載の写真を拝借。


食べ物を前にすると、いつも写真を撮るよりも
食べる方が優先でして・・・



お蔭さまで、卒業証書書き6校分、昨日すべて終了いたしました 
あ〜長かった。

このところ何時間も書き続けていたので、
身体が固くなっているような・・・

でも、今日は達成感で晴れ晴れしています。

このようなお仕事をさせて頂けることは、嬉しいことです。

生徒さんたちの明るい未来を祈りながら、
来年もまた頑張ります

すてきな掛け軸ができました。その2

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まだまだ春は遠く、寒い日が続いています。
でも、今日は気持ちの良いお天気に恵まれました。

遊びに出かけたい気分ですが、
まだまだやらなければならないことが溜まっているので、
朝からせっせと頑張っています。

先日麗川会の教室での課題「2文字熟語を書く」の
掛け軸作品を3点をご紹介しましたが、
本日は4点ご覧いただきます。

どの作品も、すてきな掛け軸です。

     
Aさんの作品「寿祥」
温かで堂々とした文字です。


     
Mさんの作品「静寂」
「静」を左へ 「寂」を右へと、二文字でも流れが意識されています。


     
Hさんの作品「無我」
独自性を意識して、工夫が見られます。


     
Yさんの作品「飛雲」
李嶠詩の書風を意識した熟練の作です。

もちろん書も素敵ですが、
軸装にすると、なおさら良く見えます。


書道は競争ではありません。
その人なりに適した書、その人が楽しめる書を
見つけていくことが大切です。

漢字のすべての書体、仮名も詩文もすべてが書ける、
すべての作品が一級品である人は、一握りだけです。

これから書を学ぶにあたって、
自分が何を書くべきか、
どんなものが適しているかを探っていただきたいと思います。

そのためのお手伝いを私はしていきたいと思います。

色々なものを書いてみること、チャレンジをしてみてください。
あなたの隠れた才能が見つかるかもしれません



第5回 絵手紙講習会 童謡を書く

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桜前線の関東への到来は、今月26日ぐらいだそうですが、
この寒さでは、少し遅れるかもしれませんね。

昨日は、晴れていたのですが、夕方になってからお天気が一変。
少し雪混じりの雨が降りました。

さて、年に2回行っている、麗川会主催の絵手紙講習会が、
今回で5回目を迎えます。




写真は前回の絵手紙講習会の様子です。

今回のテーマは「春の歌を書く」
春の童謡に絵を添えられたら、楽しい作品になるだろうと思います

題材とするのは、以下の5曲

「朧月夜」
菜の花畠に 入り日薄れ
見わたす山の端(は) 霞ふかし
春風そよふく 空を見れば
夕月(ゆうづき)かかりて におい淡(あわ)し

「花」
春のうららの 隅田川
のぼりくだりの 船人が
櫂(かひ)のしづくも 花と散る
ながめを何に たとふべき

「荒城の月」
春高楼の 花の宴 巡る盃 かげさして
千代の松が枝 わけ出でし
昔の光 今いずこ

「春よ来い」
春よ来い 早く来い
あるきはじめた みいちゃんが
赤い鼻緒の じょじょはいて
おんもへ出たいと 待っている

「靴が鳴る」
おててつないで 野道を行けば
みんな可愛い 小鳥になって
歌をうたえば 靴が鳴る
晴れたみ空に 靴が鳴る

どんな作品になるか今からワクワクです

3月23日(日) 午後3〜5時   磯子区民文化センター杉田劇場会議室
  JR新杉田駅前 ラビスタ4階
                    新杉田駅側のエレベータにて4階へ上がってください。

3月30日(日)午前10〜12時  男女共同参画センター横浜南(フォーラム南大田)
                   第1研修室     京浜急行 南太田下車 徒歩3分


以上のとおり、2回同じ内容で行いますので、
是非ご参加ください。


いつもの通り講師には、相模原より沙於里先生にお越しいただきます。
先生は、初心者でも簡単に書ける方法を教えて下さいます。


童謡ではありませんが、これは先生の作品です。


麗川会以外の方の参加も歓迎いたします。
ご希望の方は、reisenkai✩goo.jpまでメールをしてください。
(メールの際は、✩を@に替えてください。)
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