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Channel: 忘己利他
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六人六様展

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昨日は、書展めぐりと来年の「書TEN」のギャラリー探しで
一日中慌ただしく動き回っていました 

銀座のギャラリーをいくつか見て回ったので、
夕方、有楽町の朝日ホールへ向かい、
もう一度「六人六様展」を拝見しました。



その書展に出品されている書TENメンバーで奎星会に所属される、桃太郎さんの作品をご紹介します。

「母の碑」細い面相筆で一本一本丹念な仕事をされています。


「気宇如王」


左は「本の圖」右は「椅子の圖」


「不群」

抽象の世界はよくわからないので、桃太郎さんに「なんという作品の分野なのですか?」と伺うと、
「しいて言えば『現代書』です」とのお答えでした。

20日までの会期なので、あと一日ですが、他の出品者の作品も素晴らしく、
お時間がありましたら、足を運んでみてください。

銀座の街は華やかで、私は通りの名前は詳しくないのですが、
たぶん「マロニエ通り」のイルミネーション 



銀座松屋ではデパートの外壁全体で車の宣伝をしていました。
すごいスケールです。


絵手紙特別講習会

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気持ちの良い日が続いています。
まさに小春日和ですね 

昨日、鎌倉に住む星夏さんとともに「北鎌倉古民家ミュージアム」へ出かけ
素敵な展覧会を拝見しました 

「北鎌倉古民家ミュージアム」は、北鎌倉駅前の円覚寺の隣りにある、
築100年以上になる古民家を利用した展示スペースです。
安部朱美さんの創作人形展 
『「二十四の瞳」と昭和の家族』と題された展覧会は12月8日(日)まで開催です。



古民家ミュージアムの懐かしい雰囲気と相まって、人と人の触れ合いの素晴らしさ、
家族の愛情を感じさせてくれる心温まる人形の数々、
一体一体の穏やかな表情は、ずっと眺めていたくなる思いでした。

「北鎌倉古民家ミュージアム」の見学が主な目的でしたが、その展覧会の素晴らしさに魅了されてしまいました。
入場料500円ですが、必見です。

さて、本日は以前ご案内した、麗川会主催の絵手紙特別講習会でした。
「個性ある年賀状」をテーマとして、講師の沙於里先生の楽しいお話を伺いながら、
絵手紙のご指導をいただきました。





来年の干支は「馬」

「あれ?」「馬」の横画が一本多い なんてこともあって

笑顔の絶えない講習会は、素敵な作品がたくさん出来上がりました。





長〜い馬面ができたり、二頭の馬がラブラブだったり…

「うまい」「うまくいった」と褒め合って、あっという間の2時間でした。



次回は阪東橋の地域労働文化会館にて11月30日午後2時から本日と同じ内容で行います。

若干お席に余裕がありますので、麗川会以外の方も歓迎いたします。
参加ご希望の方は、reisenkai✩goo.jp へ、ご連絡ください。
メールをされる際は、✩を@に代えてください。








11月の展覧会 その2

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11月も残り1週間。
例年師走の声を聞くと慌ただしく、気持ちがセカセカ。
今のうちに、ゆっくりと行く秋を楽しんでおきたいものです 

さて、その残り少ない11月に行われる、二つの展覧会をご紹介します。



現日会でいつもお世話になっているT先生が主宰される社中展が、本日から始まっています。

千葉県柏駅西口すぐの柏高島屋ステーションモール8階にて、27日までです。


また、横浜元町では友人のKさんがお友達と開かれる二人展。
以前ご紹介したことがあるのですが、着物のリメイクの展示会です。




先日、案内はがきを持たずに、元町へいってしまい、ギャラリーOHNOは別の展覧会をされていました。ガッカリ。。。



本日の麗川会のお稽古は、昨日の講習会での絵手紙が「簡単に描けた」「楽しかった」と
その余韻を残し、お手本をコピーして、参加できなかった方にお渡ししたり… 

私の作品を教室の皆さんにお見せしたところ、好評でしたので、皆様にもご覧いただきたく。
もちろん、沙於里先生の絵を真似して書いたものです 

〈div style="text-align:center">   










銀座の書展レポート

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昨日学校で大きな声を張り上げたためか、
今朝から喉が痛く、風邪をひいたようです 

大きなマスクをしながら、今日は現日会事務所での4月の書展打ち合わせ会へ。
何故だか、たくさんの仕事の割り当てをいただいて、肩の荷がずしりと重く…

当てにされないよりは、当てにしていただけることを幸せと感じて、
4月に向けて頑張りましょう。。。

打ち合わせ会の帰りに、有楽町で下車。
書展を3つ拝見しました。



有楽町駅前の交通会館2階のギャラリーにて
産経国際書会でご活躍の五月女玉環先生ご社中の書道展「第12回日本書道アカデミー展」



先生は着物姿のすてきな美人。
白を基調としたすっきりとした作品が入口に飾られていました。





有楽町から銀座まで進み、銀座画廊7階で開催されている、「2013『巳歳の会』書展」へ
写真は撮って良いのか わからず、控えまして画像はありませんが、
各新聞社展の巳歳の幹部の先生方の作品がずらりと。
とても見ごたえのあるものでした。


銀座画廊から、裏通りを歩きながら、歌舞伎座の斜め前の「アートギャラリー銀座」へ
これまた産経国際書会でご活躍の遠藤乾翠先生の個展にお邪魔してきました。
隷書の作品が大小多彩に並べられ、表具もモダンです。







なにより素敵だったのが、いつもご主人が先生に付き添われて、お客様の応対をしてくださること。
仲の良いご夫婦で、こちらまで幸せな気分になりました。


我が家も見習わなければ…と思うのですが、とっっっっても無〜理〜





絵手紙特別講習会 その2

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本日は、阪東橋教室にて、絵手紙特別講習会の今シーズン3回目クラスでした。

10名のご参加で、そのうち初参加の方が2名。

講師は、いつもの通り沙於里先生に来ていただきました。

先生が書かれると、とても簡単そうで、「ひゅ〜う」とか「さっさっ」とか「ばぁ〜ん」とか
掛け声にのって調子よく書かれるのですが、



いざ自分で書いてみると、そんな訳にはいかず、
四苦八苦です 



でも、個性豊かな可愛い馬やエビや福寿草や椿が書きあがり、

「作者と同じでデブな馬」
「馬なら良いけど、イノシシみたい」などと…
楽しい会話に大笑い 



あっという間の2時間でした。

本日の私の作品を紹介します。
年賀状のヒントにしていただければ、幸いです。








絵手紙教室終了後、友人のKさんが開催されている
着物のリメイクの展覧会


タンスの肥やしになっている着物を洋服などにリメイクしたものを展示されています。

素敵なブラウスがあったのですが、予算の都合により断念 

でも、こんな可愛いバックとポーチを買わせていただきました。



1日まで、元町通りの裏、川沿いのギャラリー OHNOにて。

何を書くか?

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師走になりました。
心忙しく、あれこれやらなければと思うことだらけです。

計画的に大掃除
クリスマスとおせち料理
早めに年賀状
まだお歳暮を送っていない。。。

そのうえ、年末締切の作品が1点と年明けに仕上げの作品が2点

「何を書こうか?」ず〜と悩んでいます。

「作品は、何を書くか決まれば、その作品はほぼ出来あがったようなもの」
という作家さんがいますが、それは力のある人の言う言葉。

私なぞは、書きたいと思う言葉や文字が、
書けない、作品にならないということが多くって…

昨日も反故の山を作りながら、あれこれ書いてみた。
でも成果なし


絢香  〜 みんな空の下 〜


気晴らしにこの曲を聴いたら、


字面や構成・余白…
作為的になりすぎているな〜と反省。
もっとゆったりと大きな心をもたなければと思います。

富山での二人展

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毎日、良いお天気ですが、かなり乾燥しています。
先週よりの風邪がだんだんひどくなり、咳と鼻水でマスクが手放せなくなりました
でも、元気です。

絵手紙教室でお世話になっている沙於里先生と磁器作家の藤澤重夫氏
富山県にある家具、インテリアの専門店 D-SQUARE(米三)で、
今週の金曜日から二人展を開催されます。



富山にお住まいの方は、是非ご覧いただけますように…
でも、このブログ、富山の方は見てくださっているでしょうか?

藤澤重夫さんの器、とっても素敵です。
石川県加賀市の山の中に、窯を持っていらして、体験教室なども開かれているようです。
私もいつかお邪魔してみたいと思っています。
ちょうど、私の親族も近くに住んでいますので。

人の生き方、生活の形は、それぞれですが、
何かに打ち込める、何かに捧げられる人生があるというのは、凄いことです。
安易な道を歩んでしまいがちになる人間の弱さ、それに打ち勝って、
自分の信じた道を進む勇気。
それは、書でも器でも、絵画でも彫刻でも、音楽でも演劇でも
全ての芸術を志す者にとって、理想の人生なのだろうと思います。


先日、学校で生徒が教室のホワイトボードに書いた絵です。
マグネットの使い方が上手くて、思わずデジカメで撮影 



アンパンマンの生みの親、やなせたかしさんは亡くなってしまったけれど、
アンパンマンの歌は、とても心に響く歌です 

何の為に生まれて 何をして生きるのか
 答えられないなんて そんなのは嫌だ。
 今を生きることで 熱いこころ燃える
 だから君は行くんだ微笑んで。

 そうだ!嬉しいんだ生きる喜び
 たとえ胸の傷が痛んでも。



私も生きる喜びが持てる人生を歩んでいきたいと…


二文字熟語を書く

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12月も一週間が過ぎ去り、だんだん気ぜわしくなってきます。
慌てると失敗も多いので、焦らず慌てず、じっくりと。
そんなことを言い聞かせながら、日々生活をしています

10月に「第4回麗川会書展」を終えて、
教室もやっと落ち着きを取り戻してきました。

そこで、今回の麗川会の課題は、
「好きな二文字を選んで、創作してみよう」です。
サイズは、半紙または半切1/2。
締切は、12月末です。

「臨書はよいけど、創作は苦手」とおっしゃる方が多い中、
精一杯頑張ってくださっています。

書を学ぶ上で
臨書(優れた古典を手本として書く事)は土台。
その土台に基づいて、創作ができるのです。

臨書だけでは、
土台だけあって、柱や壁や窓や屋根がないようなもの。
住める家が建つように、創作にも少しずつ挑戦していかなければと思います。

昨日のお稽古までに、早めに提出してくださった方の作品を
ご紹介しちやいます。
まくりのままで写真をとっていますので、
シワが…お許しください 


Sさん 「飛雲」半切1/2 重厚な線が魅力です。


Yozさん 「幽玄」半切1/2 流れのある作品になりました。


Iさん 「百祥」半切1/2  鳳の柄のある紙に書かれ、温かな作品となりました。


Mさん 「忍耐」半紙 基本を大事に、のびのびとおおらかです。


Kさん 「静寂」半紙 入会してもうすぐ一年。
「この前まで基礎練習をしていたのに、こんなに上手くなったの…」
と周りの方が唖然とした作品です 









じわじわと。

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寒波が押し寄せ、日本海側は一面の雪、関東は申し訳ないような晴天です 

一年の12分の1の月なのに、師走はなぜか、特別の月のように思います。

今年一年を振り返ると、ただただ書展に追いまくられていたような…
でも、昨年暮れからこのブログをはじめ、
自分を振り返る時間が持てたように思います。

まだまだ、今年は半月残っているので、
総決算をするには早いのですが、
来年は、もっとゆっくり、のんびりと
土の中に水が、じわじわと染み透っていくような
活動をしていきたいと思います。




友人のそのまた友人である大阪の学者さんの言葉の一節です。
(著作権保護・・・お断りなく書いてしまいました。)
「君はあれこれやりながら、じわじわ嘆いているべきである」


いくら一生懸命ことに当たっても、
自分の思い通りにいかないと、
嘆き悲しみ・・・かなりショックです。
突然禍が起こったり、
決して心に叶うことばかりではありません。
ため息ばかりついています 

でも、それが「生きる」うえで当たり前のことなのでしょう。
生きているからこそ、嘆き悲しむことができ、
逆に喜び楽しむこともできるのだなあ・・・と。

来年は、ゆっくりじわじわと
「生きること」を楽しみ、喜び、
嘆いていきたいと思います 

お気に入りの絢香の曲 - I believe 



一笑一若

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先日友人よりシクラメンを送っていただき、
水を吸わせたり、日向に置いたり、その美しさを楽しみに眺めつつ、
「花より団子」の私にしては、一生懸命お世話をさせていただいています

実はこれは↓ 昨年いただいたものです。



私は、昨年(今年のはじめ)花が終わってしまうと、
ベランダに放置してしまったのですが、
主人が一生懸命水をやり続け、
今年も少ないながら、見事に花を咲かしてくれました。

今年のシクラメンの豪華さも魅力ですが、
一年間放置してしまったにも関わらず、
花をつけてくれた昨年のシクラメンが、
とても愛おしく思えるのです

そして、一年間頑張ってくれた主人にも、
感謝です。



今週末、私は誕生日を迎え、一つ歳をとります 

昔は、プレゼントをもらえたり、ご馳走が食べられたり、
誕生日はワクワクの特別な日でしたが、
ここまで歳をとると、
「あ〜また来てしまった」と歓迎できません。

        

         「一笑一若 一怒一老」


一つ歳をとった分、アハハと笑って、若返りを図りましよう 

怒ると一つ歳をとる・・・

怒らなければ、歳をとらずに済むでしようか?

今日から絶対怒りません 










如何に

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寒〜〜い一日でした。
雪や霰が降るとか…


来年の書展の作品制作をしています。

これは↓完成品ではないのですが、
こんな作品を書いています。
またまたしわくちゃですが・・・

         

       「如何に」

人は、

不安・恐怖・焦り・困惑・不満・嫌悪・苦しみ・悲しみ・後悔

そんな後ろ向きな感情をもっています。

いつもあっけらかんと、笑っていられる時ばかりではありません。


苦しみの中にいる方へ

あなたのお加減はいかに?

今日のご気分はいかに?



いかに不安や恐怖であっても、勇気をもって踏み出すことが大切です。

いかに嫌なことや不満足があっても、辛抱しなければならないこともあります。

いかに苦しく悲しくとも、それを乗り越えていくことが肝要です。



この苦しみをくぐり抜けたあなたの明日が

いかに明るく輝いたものになるか

私は知っています 




ここ数日、私の周りには、

いろいろな事情で

苦しみの中にいる方が何人かいらっしゃいます。

私の力は足りず、何のお役にも立てず、

歯がゆい思いをしています 


その方々に素敵な明日が来るよう、

お祈りしています 











明日になれば

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今年もあと10日となりました。

今年のはじめに、一年の抱負をこのブログに書いたのですが…
たぶん皆さん忘れていますよね。

どれも実践はいまいち。
まだまだ未熟です。

未熟ゆえに失敗をしたり、情けない思いをしたりするけれど、
努力を続ければ、いつしかこの未熟な私を懐かしく思える時がくるでしょう 

   
  (朱墨と黒墨を混ぜて茶色の墨で。木原先生の真似をしてみました。)

「明日になれば」と、夢、希望、勇気と力をもって、過ごして行きたいものです。



まだまだ、仕事が残っているので、仕事納めまであと数日頑張らなくてはなりません。

昨日までの冷たい雨から一転、今朝の清々しい青空は眩しく、
先日植えたパンジーが、一気に可愛い花をつけました 





全ての人にメリークリスマス

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お陰さまで このブログを始めて、明日で一年です。

我ながら、頑張って更新しました。


初めは、誰にも知らせず、こっそりと書き込むつもりだったのですが、

友人に「ブログ始めたけれど、見てくれる人が5人なの・・・」と話をしたら、

「そんなのブログって言わないよ」と言われました 

以来、一年間でご覧くださる方は、かなり増え、

皆様に支えられている私であることを改めて自覚し、

幸せを感じています 


今日はクリスマスイブ

世界の全ての人が幸せでありますように。

世界が平和でありますように。

私の好きなクリスマスソング。

John Lennon - Happy Xmas (War Is Over)

かなり悲惨な画像も出てきますが、

私たちは、
こんな世界があったこと、
現在もそんなことがあることを
覚えておかねばならないと思います。



 Let’s hope it’s a good one
  いい年になるよう祈ろうよ

 Without any fear
  恐怖のない世の中であるように

雲の上はいつも晴れ

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今日はクリスマス。

中学高校時代に合唱した「ハレルヤ」
ヘブライ語由来の言葉で、「主をほめたたえよ」
懐かしく聞いています 

「メサイア」から ハレルヤ・コーラス  Hallelujah



私はクリスチャンではないけれど、
神様に祈ります。

心配事のある方には、
安らぎのある心を。

貧しい方には、
豊かな恵みのある生活を。

病気で苦しんでいる方には、
癒すことのできるパワーを。

今は、心が曇っていても、
やがてその雲は吹き飛ばされ、
晴れる日がやってきます 

     

TOKYO書2014 公募団体の今 ご案内

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平成26年1月4日(土)〜16日(木)9:30〜17:30 
(4日は13:00より 7日(月)は休館)

東京都美術館 ロビー階 第1・第2展示室にて

「TOKYO書2014 公募団体の今」が開催されます。

この書展は、昨年に続く東京都美術館の企画にて、
美術館を利用する18の書道団体の中堅若手の代表者によるものです。

昨年は、現日会の代表として、私が出品させていただいたのですが、
代表としての役割は十分果たせず、
力の足りなさを再認識しました 

でも、私にはいままでになく心躍る書展となり、
貴重な経験をさせていただきました。
もう、一年経ったのですね。
今回は、現日会の皆様をはじめ、その他知人を対象に
この書展の宣伝に努めています。



今回の出品者の方々も、作品制作にさぞかしご苦労されたことと思います。
一人10メートルの壁面に数々の力作が並ぶでしよう。


現日会の代表は、幡野さんと吉成さん

幡野さんは、私の大学の後輩で、同門です。
他に類を見ない独自の作風で、その世界はとても斬新です。

吉成さんは、背の高い男性。
現日会期待のかな作家です。
その長身から振り下ろされる筆勢あふれる線とダイナミックな動き、
そして妖艶な表現が魅力です。

1月11日(土)〜13日(祝)には、午後1時より、
作品の前にて、アーティストトークがあり、

現日会は幡野さんのトークが、11日1時20分頃からあります。

制作経緯や技法・書への思いなどを作品の前で語られます。

是非ご傾聴いただけますようお願いいたします。





新たな挑戦

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石川県にお住まいで器作家の藤澤重夫さんのお世話になり、
器に文字を書くことに挑戦しています

素焼きのお皿と赤土(酸化鉄?)を送っていただき、
その赤土を溶いたものを墨がわりにして、
お皿に文字を書きました。

何を書こうか?
考えていた期間が長く、2ヶ月にも及びましたが、
実際書いてみると、普段書いている紙の感触とは違い、
思うように書けないので、複雑なものは諦めて、
急遽文字を変更したりして。

それをまた、石川県の藤澤さんの元へ送り、
窯で2日(?)ぐらい焼いていただき、
白い磁器のお皿に文字がくっきり・・・のはずでしたが、
どうもその赤土の濃度が薄すぎたようで、
くっきりという訳にはいきません。

      

「游」という文字ですが、わかりにくいですね
写真のピントがずれているわけではありません。
文字が薄くなってしまったのです。

実はもう一枚、最初に書いた{いろはうた}を、一緒に送ったのですが、
そちらは、もっと薄くて大失敗でした

どんなことも、はじめから上手く成功するわけではありません。
誰にでも、最初の一歩があり、それが二歩・三歩と歩みを進めることによって、
前へ進めるのだ、と自分を慰めています。

藤澤さんから、次回は呉須という顔料を使用するよう
ご提案いただいたので、再挑戦してみます。
藤澤さんが、今度はカップと波型に変形したお皿の素焼きを送ってくださいました。
何を書こうか???
またまた悩んでしまいます。

でも、新しいことに挑戦するって、ワクワクしますね 

おかげさま

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いよいよ今年もあと数時間で終わります。
今日は、朝9時からおせち料理作りで、
着々とお正月の準備と言いたいところですが、

前日から黒豆を水に漬けなければならないのを忘れ、
今年は黒豆を煮るのはパス。
来年は「まめ」に生きることができず、大雑把かもしれません。(いつもか・・・)

また、今頃の時間になると、足が棒のようで、
少しの休憩にパソコンの前へ座りましたが、
まだきんとんに取り掛かっていません。
これからさつまいもの裏ごしはきついなあ・・・
金運を祈るという栗きんとん。
来年は、金運には程遠い(これもいつもですね)

昨日爪を切り、深爪をしてしまったので、人差し指にバンドエイドを巻いていたところ、
気がつけば、いつの間にか、無い
お料理のどれかに入っているのか
いまだに不明です



おかげさまで、今年一年無事に過ごすことができました

「おかげさま」という言葉は、
普段、やたらに使っていますが、
深い意味がある言葉です。

人は皆
陰から、
支えてもらっている。

人間一人で生きていけるわけではなく、
多くの陰の力があってのこと。、
その陰の力になってくれる
皆さんに感謝しなければ。 


全ての人に
感謝の気持ちを示すのは、
とても難しいことだけど、
せめて、周りの方々に
「ありがとう」の言葉を
伝えなければと思います 



相田みつをさんの言葉に
「いいことは おかげさま
わるいことは 身から出たさび」
があります。

いいことは、周りのみなさんが協力してくださり、
盛り立てくださったことにより、できた成果。

悪いことは、決して他人の責任ではなく、
自分が注意を怠ったため、計画的にやらなかったから。

と、謙虚な態度が大切だということを
教えてくれています

私も数多くの方に支えられているからこそ、
今の自分があることを、
自覚しなければなりません。

皆様のお世話になり、本当に有難うございます
そして、来年もどうぞ宜しくお願いいたします。



来年は…
いろいろと夢を見ています。

とりあえずは、
良い作品を書けるよう、努力します。

先日の作品制作(まだ、下書きですが)の風景です。



         
その中の一部「夢む」(夢を見るという意)



年末と言えば、

ベートーヴェン 歓喜の歌 交響曲第九番 Beethoven Symphony No 9-video part1-



晴れたる青空 ただよう雲よと唄われ、
「よろこびのうた」と、日本では名付けられています。

年末に演奏会で合唱されるのは、
我々人間が自然と共存して、
これまで無事に生きてこられたという、
喜びを現しているからでしよう。

やはり、歌詞の後半には、
神のおかげで我々は生きることができ、
神への感謝の言葉が
あります。

キリスト教の聖句に、
「神は愛である」とありますが、
私たちを照らす光を与え、大きな恵みを与えてくれる
神の愛の偉大さを感じます。
(私はクリスチャンではないのですが・・・)

皆様、どうぞ佳いお年をお迎えください。





2014年 輝く年に

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明けましておめでとうございます 



元朝の光は眩しく、清々しい朝を迎えました。

早く早くと心がけていた年賀状も、
やはり例年通り、
大晦日の晩から書き始め、
まだまた゜投函までに至りませんが、
そのうちに…

と言っている間に、
我が家のポストには、
ごっそり皆様からの年賀状をいただいて…

いつもながら遅くなって
本当に本当に
申し訳ないと思いながら、
年賀状の束を拝見しています 


今年は、
これをしよう、あれをしようと、
やりたい事は一杯なのですが、
発表してしまうと、できなかった時に
反省文を書かなければならないので、
心の中にしまっておくことにします。

でも、意気込みは十分です 

大したことはできませんが、
私なりの活動を進めていければ、
と思っています。

今年もどうぞ宜しくお願いいたします。

皆様にとって、輝く佳い年でありますよう、
お祈りをしています 

新春の書展

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穏やかなお正月を迎えています。

でも、主婦業と母の介護で、
疲れ果てています。

お正月ぐらいは、主婦が座っていられるようにと、
何日も食べられるおせち料理を作ると聞いたように思いますが、
我が家では、そのおせち料理はあっという間になくなり、

あ〜、またご飯の支度しなければと…

どこの家庭の奥様も、みんな頑張っておられるのでしょうね。
これも愛する家族のためです。



さて、昨年末にご案内した、

東京都美術館主催の「TOKYO書2014 公募団体の今」
いよいよ明日午後1時より始まります。



私は、前回出品ということで、内覧会にご招待いただき、
明日早速行ってまいります。

この「公募団体の今」のチケットを見せると、
松坂屋上野店で行われている、
「現代書道二十人展」(朝日新聞社主催)の入場料が
100円割引になるそうです。
1月8日まで。



また、5日から銀座では、
「現代の書 新春展―今いきづく墨の華―」と題して
毎日書道会の方々による書展が
和光ホールとセントラル美術館にて開催されます。
1月13日まで。



近くの横浜桜木町では ゴールデンギャラリーにて、
「第49回 群象書人展」
現日会の会員でいらっしゃる
高橋先生と林先生が多分ご出品されていると思います。
13日まで。



もっと近くの上大岡 ひまわりの郷ギャラリーでは、
毎日書道会の吉永隆山先生ご門下の篆刻展
「書研印社篆刻展」が明日から開催されます。
吉永先生は、現日会事務局長のお友達なので、そのご縁で親しくさせていただいています。
8日まで。





観ることは、大切な勉強 と、
今年も書展見学を心がけたいと思います。

が、そんなお出かけは、
主婦業をさぼる
言い訳にもなっています

「今年からは、
掃除・洗濯・ご飯のしたくを済ませてから
お出かけしま〜す・・・」と、言いたいのですが、
きっとできない約束です。。。。




TOKYO書2014 公募団体の今 開幕

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本日より、東京都美術館にて、「TOKYO書2014 公募団体の今」がスタートです。

午前11時より内覧会とレセプションがあり、
皆様よりいち早く拝見させていただきました。

大作・力作の数々が並んでいて、
出品者の皆様の熱意・意欲・努力が
伝わってくる作品ばかりでした。

書体・書風様々で、
学ぶべきものが、盛りだくさん。
出品者の方々の晴れやかな表情が、
とても印象的でした 

現日会の代表、吉成氏の「古今和歌集仮名序」を書かれた作品です。↓
横7m20cm 縦60cmが4段の大作です。
作品が大きすぎて、ぎりぎりまで下がっても、
作品の全体像を一枚の写真に収めるのは不可能でした。



もう一人の現日会代表 幡野氏の「論語」です。↓
横3m60cm 縦2m57cmの作品です。

これは3点出品されたうちの1点で、独特の世界感が魅力です。



幡野氏は、1月11日(土)午後1時25分頃から、アーティストトークを作品の前でされますので、
是非ご傾聴ください。

他の書道団体の方のアーティストトークの予定はこちらから。

「TOKYO書2014 公募団体の今」は、16日(木)まで。
6日(月)は、休室日となりますので、ご注意ください。



午後からは、御徒町の松坂屋へ向かい、
「現代書道二十人展」を拝見してきました。
著名な先生方の安定感のある、熟練の作品群でしたが、
かなりの入場者で混雑、ゆっくり鑑賞できる雰囲気ではなく、残念。
毎年のことながら大盛況でした。
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