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麗川会 枯樹賦を書く

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11月になりました。

朝、名残惜しくてなかなか布団のぬくもりと別れられない私です。

麗川会の教室では、9月10月に
褚遂良の「枯樹賦」を課題としました。

その優秀作品の紹介です。


惠祥さんの作品
優雅な雰囲気、しっかり手本を見ています。



惠花さんの作品
滲みの強い紙を駆使して、努力の跡が窺える作品です。



雨葉さんの作品
麗川会の重鎮 90歳の方です。この年齢でこの筆勢!!!スゴイです。



紫陽さんの作品
全体のまとめ方が抜群。線の太細、潤渇の変化も良いです。


麗川会書道教室では、
月々の課題を決めて、
皆で取り組んでいます。

技術を磨くことは勿論、
個性を磨き、
作品に魂を吹き込んでいきたいと思います。





11月のお稽古日予定

上大岡ひまわりの郷教室 10:00~12:00
11/5   11/19    11/27

杉田劇場教室 15:00~17:00
11/6    11/19    11/27

阪東橋 労働文化会館教室 14:00~16:00
11/4   11/18

桜木町 守玄斎書道教室 13:00~15:00
11/10   11/24

若干名ですが、会員を募集しています。
興味のある方は、お気軽に見学にお出かけください。

 





エネルギーの源

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横浜市民ギャラリーあざみ野で開催されている
濱崎道子先生の大作展に行ってきました。



物凄い迫力作品群に圧倒されました。

失礼ながら、私より人生の先輩でいらっしゃると思うのですが、
そのエネルギーの源はどこにあるのでしょう?

それは、書作を愛する魂・気力・元気・やる気
それらが並外れておられると思います。

実は私も同じ会場で数年前に書展をやった経験があるのですが、
それは10人でのグループ展。
同じ会場を一人の作品で埋めらるなんて、
凄いことです。



本日は、大作のパフォーマンスがあると聞き、
是非拝見したいと意気込んで出かけたのですが、
時間を間違えてしまい残念。

ちょうど準備をしておられ、
大きな紙が部屋全体に敷かれていました。



書展は明日までです。





良寛のうた

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良寛のうた

世の中にまじらぬとにはあらねどもひとり遊びぞ我はまされる

人生は人間関係によって作られる。
周囲の人々との触れ合い。

時には、嬉しい、楽しい、幸せと思い、
時には、悲しい、辛い、
面倒だ、憎たらしい、と思ったりもする。

良寛さんは
「人と交わらないわけではないが、
どちらかというと、一人で過ごしたほうがよい。」
と詠われる。
人と交わらないようにすれば、
穏やかで平穏な人生を得られるかもしれない。

でも、それはやっぱり寂しいんだ。

周りの人々のおかげで、生かされていると思うから・・・

一文字年賀状

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今年の年賀状はどんなのにしよう?
と、思い悩む時期となりました。

既製の活字ばかりの年賀状では味気ない。
手書きこそ、相手に思いが伝わる。

でも、時間はかかるし、手間もかかる。

そこで、今年は「一文字年賀状」の提案です。



今月、麗川会書道教室では、
この年賀状に取り組んでいます。



11月27日(日)午前10時~12時 京浜急行上大岡駅下車
駅に直結の港南区民文化センターひまわりの郷会議室にて

同じく11月27日(日)午後3時~5時 JR新杉田下車
駅前の磯子区民文化センター杉田劇場会議室にて

一文字年賀状の講習会を開催します。

参加者を若干名募集しますので、
ご希望の方は、このブログのメッセージでご連絡ください。
非公開でメッセージを受け取ることができます。

心満たされる

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秋晴れの清々しい一日。
今日は、朝から東京へ書展めぐりに。

まず、早稲田大学大隈記念タワー10階125記念室で開催中の
渡部大語先生の「ごちゃまぜごはん的書道展」



とても風変わりなネーミングの書展ですが、
30年以上勤務された早稲田大学を退職される
記念書展です。

引き出しの多い渡部先生だからこそできる、
盛りだくさんの作品が並んでいました。
私が申し上げるのは僭越ですが
気取りなく淡々と、そして熱い気持ちがひしひしと伝わり
観覧者に感動を与える書展です。

今日は先生にお話を伺うことができ、
墨や筆や印について、そしてご家族のお話し、
先生のご近況など・・・

すでに作品は、FaceBookなどで紹介されていますが、
実際に拝見し、この感動が得られ、
よかったと思いました。

以下、私がお気に入りの作品です。











これは、ほんの一部です。
23日(水)までです。是非ご覧ください。
20日(日)は休館

余談ですが、
20日からはじまる「2016書TEN」の池袋は
メトロ東西線早稲田から一駅 高田馬場でJR山手線に乗り換えれば
15分ほどです。
ついでにお立ちよりください。




早稲田を後にして、
銀座の大東文化大学書道卒業生の会書展へ。
同窓でありながら、多種多様な書風の力作が、
広い銀座画廊7階全室に所狭しと展示されていました。





有名な書家も多くおられ
さすが大東文化大学の書道・・・皆さんの力が結集されて、
高いレベルの書展です。

知人の斎藤正夫氏の作品



知人の國枝氏の作品



この書展は20日(日)までです。





その後、新日本橋 小津和紙博物舗ギャラリーでの
「香書会展」
友人の今井香子さんが主宰される会です。

初心者ばかりですと謙遜されていましたが、
温かく楽しい書展です。

今井さんの作品3点です。









3つ展覧会を周り、家にたどり着いたのは、暗くなっていました。
少し疲れはありますが、
私の心が満たされ、
有益な一日でした

お断りなく、ブログに写真を掲載いたしました。
不都合がございましたら、ご一報いただけますよう、
お願いいたします。










2016書TEN 終了

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本日、雪が積もった横浜。
雪かきをするほどではなかったけれど、屋根や車は真っ白になりました。

昨日で終了した「2016書TEN―糧―」
大勢のお客様にご来場をいただき、
誠に有難うございました
ご遠方からもお出かけいただき、
とても嬉しかったです。

皆様からいただいた多く励ましのお言葉を
「糧」に今後も頑張りたいと思います。



写真は「書TEN」代表の木原光威氏の「駑馬」
大阪から来てくださったJ子さんは、
「こんなスゴイ作品が書けて腹立つわぁ」と。




2016書TEN―糧―作品紹介①

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「書TEN」が終了し、
日常の生活に戻りました。
気が抜けて、風邪をひいたのか、
鼻をグスグスしています

これから数回、
このブログは「書TEN」の作品紹介をば・・・
お付き合いくださいませ。

FBでは、すでに観覧いただいた方から
作品のご紹介や感想をいただき、
本当に有難うございました。




この「書TEN」
発起人である
中谷翠泉氏の作品


甲骨文字による「森」
白い空間が実に見事です。





「現存と不在Ⅱ」
黒と白 そしてグレー
この作品は、どうやって作るのか?
とのお問合せが多いのですが、
それは、企業秘密・・・
メンバーは教えてもらったのですが





今回のDMとポスターのロゴ「TEN」は、
中谷氏が書かれたもの。
皆様から好評をいただきました。

2016書TEN―糧― 作品紹介②

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「山」

上の作品は、新潟県三条市在住の岡村雞守斎氏

白髪のオールバック
気骨のある芸術家
そして、優しく「和」を重んじる人

会期最終日
席上揮毫にて
その腕前を披露された。

狭い会場ですが、
養生シートの三方を二重三重の人だかり
大勢の方にご覧いただきました。









2016書TEN―糧―作品紹介③

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11月も終わりに近づき、今年も1か月と少し。
今年の成果は?と考えると、
只々、日々の雑事に追われていた
残りの1か月、
やり残したことを片付けるのに専念。
毎年、この時期は気持ちだけ焦る。

さて、「2016書TEN」の作品紹介の3回目

奎星会で活躍されている桃太郎氏の作品


「抱 瓶の圖」



「私は何人の人に会ったでしょう」



「狐印(こんじるし)叱られて饅頭」



作品は物凄く独創的で
そして題名もユニーク

特に「狐印(こんじるし)叱られて饅頭」は今回の注目作。
空き箱にお饅頭を模った包み紙
狐の版画に朱文字で「叱られて」「しかられて」と書かれている。

童謡「叱られて」の歌詞の一節
♪こんときつねが泣きゃせぬか♪
から狐印が生まれたとのこと。

洒落ばかりではなく、
今の時代に失われた童謡
哀愁のある歌詞からの発想
深いものがあるなぁ

「叱られて」

2016書TEN―糧―作品紹介④

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先週の書展終了後より慌ただしい日々が続き、
本日はやっと一日休み。
ゆっくり朝寝坊をしちゃいました。

「2016書TEN―糧―」の作品紹介の4回目、
先輩3名の作品をご紹介。


「共」
高知在住の谷合双辰氏



「林下風」
多田翠香氏



「杉田久女の句 けふの糧に幸足る汝や寒雀」
伊地知星夏氏




私は、書TENで、
先輩方が導いてくれる光を頼りに
歩んでいます。



のろまなので、
足手まといかもしれませぬが、
仲間がいることの喜びと感謝。
勇気を与えられ、励ましあえる。
私の人生の「糧」となっています。

2016書TEN―糧―作品紹介⑤

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朝から曇天。今やっと太陽が顔を出し、
まぶしい光を注いでくれました。

本日は、私の作品2点のご紹介


「森羅万象」

超長鋒による実験作です。
「私らしくない」と首をかしげる方もあり、
「これは新鮮!」と褒めてくださる方もあり、
反応は様々です。

良かれ悪かれ
今の自分ができることを、
精いっぱいに。

「これが自分の書」と決めつけず、
常識にはとらわれず、
殻を打ち破る。

墨と紙と筆と・・・もがいています。


「糧」とは?
家族や友人や周りの人々であったり、
花や鳥や風景、周囲の環境であったり、
風のやさしさ、月や星の輝き、太陽の温かさ、
宇宙の全て、ありとあらゆるものが
自分を元気づけてくれる要素。

しかし、その要素は、
自分の「心」の持ちようで
良い方向にも悪い方向にも向くものです。



そんなことを考えながらの「心」です。

2016書TEN―糧―作品紹介⑥

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11月も終わりとなりました。
書TENの作品紹介を続けましたが
今回で終了といたします。
ラストを飾るのは、
今回私が一番好きな作品。


「寿山」
書TEN代表 木原光威氏作品

「あたためてきたものを
つみかさねてきたものを
やむにやまれぬものを
つたえたいおもいを
わかってもらえたしあわせ
うけとってもらえたよろこび」

今回の「2016書TEN―糧―」
多くの方に観ていただき、
沢山の反響をもらいました。

皆様からいただいた
しあわせとよろこびを
「糧」として、
今後も奮励努力いたします。

手書きの年賀状を書きましょう

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いよいよ師走。

先日の教室で
「簡単に書ける手書きの年賀状」を
皆さんで書きました。
既製の印刷されたものでは味気がない。
下手でもいい。
手書きのぬくもりを伝えましょう。

教室の方々が書かれた年賀状です↓















絵が上手な方は、こんな年賀状も↓







年配の方から、
「年をとったから、年賀状は出さない」
「『今年から年賀状はご遠慮申し上げます』と出すの・・・」
なんて声が・・・
「年を取って、生きているか死んでいるかわからないから、
年賀状は出した方がよいですよ」
なんて冗談を言いつつ、

そうだ 
年賀状を出すことって
元気の印なんだ
と、気づきました。



12月のお稽古

上大岡 ひまわりの郷
12/10(土) 12/17(土) 12/24(土)


杉田 杉田劇場
12/4(日) 12/10(土) 12/17(土)

阪東橋
12/2(金) 12/14(水)

桜木町 守玄斎
12/8(木) 12/22(木)

やるべきこと

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12月に入って

仕事の合間、

大掃除を頑張る。

浴室のカビ退治

納戸の整理

キッチンも磨かなければ、

換気扇の掃除も・・・



「いたづらに過ごす月日は多けれど 道をもとむるときぞ少なき」
道元のうた



日々の忙しさに追われ、

「本当にやるべきこと」を疎かにしてはいけない

と、道元さんはおっしゃる。

光陰矢のごとし

大切な時間は容赦なく通り過ぎていく。


私の「やるべきこと」は









Infinity2016

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昨日、銀座8丁目 アートポイントにて開催中の
「Infinity2016}へ。

友人の沙於里さんの作品を拝見。






抽象・・・
私には解らない世界だけれど、
沙於里さんが力強く生きようとする
輝きをを感じることができました。

「Infinity」無限
ついつい年をとると、
限りある命だからと
弱音を吐き、言い訳してしまうのですが、
限界を自分で定めてはいけないと
思います


17日まで
アートポイント





もうすぐ12月も半分終わってしまいます。
一日一日、懸命にやるべきことを
こなしているのです。


それでも
捗らない。。。

いたずらに過ごさぬよう
奮闘しています。


人形町 「蛍」

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忘年会シーズン、真っ盛り。

昨晩は、先輩二人と私の三人で飲み会。

ステキなお店へ連れて行っていただきました。

人形町の「蛍」  

東京メトロ半蔵門線 水天宮前下車5番出口すぐ。
または日比谷線・浅草線 人形町駅からも2~3分
水天宮神社のすぐ隣のビル2階です。


カウンターの周りには、大皿のおばんざいが並び、
そのお料理の説明をマスターや奥様がしてくださるのですが、
どれも美味しそうで・・・
全部食べたぁ~い




あっさりとした優しく、
素材を生かした手作りの味。

お料理がおいしいのでお酒も進み、
ワインのボトルが2本空いてしまいました。

お薦めのお店です
是非、いらしてみてください。

クリスマスに有難う

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4年前のクリスマスから始めたこのブログ。

お陰様で、5年目に突入いたします。

皆さんに感謝を込めて、

メリークリスマス





今年はかわゆいクリスマスカードとプレゼントをいただいて、

幸せな気分になりました


皆様にとって

ハッピーなクリスマスでありますように

2017 明けましておめでとうございます

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今年も宜しくお願いいたします。

ここ数日、とても落ち込んでいました。
知らぬ間に人のプライドを
傷つけてしまったようです。
でも、それは不可抗力ですから、
仕返しはいただけません。

仕返しをされても
子供の喧嘩のようなことはできないので
じっと我慢です。

人との触れ合いは、
自分の修行、
良いことも悪いことも
経験となる。

生きていくことは難しいですが、
自分の信念を信じて
強く逞しく
堂々と


新年を機に
とにかく切り替えますわ。。。。

皆様にとって
ステキな年でありますように。

「TOKYO 書 2017 公募団体の今」明日から

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「TOKYO 書 2017 公募団体の今」



主催 東京都美術館

会期 2017年1月4日(水)~1月15日(日)

会場 東京都美術館 公募展示室 ロビー階第1・第2

開室時間  9:30~17:30(入室は閉室の30分前まで)
※1月4日(水)は13:00より開室

東京を中心に、関東に拠点を置く書の公募団体18団体による合同展です。
各団体が推薦する、次代を担う書作家38名が出品します。
新作の書下ろしを中心に、漢字、かな、近代詩文書、大字書、刻字、前衛書といった、
現代の書の様々な表現を一堂に紹介します。
多様に展開する「TOKYOの書の今」の魅力をお伝えします。
(東京都美術館 HPより)

今回の「TOKYO書2017」の現日会の代表は、
小林玲泉さんと福嶋翡舟さんです。
是非二人の作品をご注目ください。

なお、1月7日(土)、8日(日)、9日(月・祝) 
14:00~アーティストトークがあります。

出品作家が自身の作品の前で
制作経緯や技法、書への思いなどを
自由に語ります。

18団体から 1名ずつ、
3日間で計18作家が登場。
出品作家との出会いや対話をお楽しみください。


現日会代表の福嶋翡舟さんによるアーティストトークは、
1月9日(月祝) 午後2時50分よりです。
ご傾聴ください。

書の未来展 明日から

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新しい年を迎えたと思ったら、
主人のインフルエンザか゛、私に飛んできて、
一週間の隔離生活。

それから解放されると、今度は癖になっている
ぎっくり腰。

1月にあちこちでやっている
楽しそうな書展を観る計画も
すべておじゃんになりました。

やっと普通に歩けるようになったので、
明日から始まる「書の未来展」だけは
見逃さないようにと思います。





1月17日(火)~25日(水) 11:00~19:00
伊藤忠青山アートスクエア  

港区北青山2-3-1 シーアイプラザB1F
東京メトロ銀座線 外苑前駅 4aより徒歩2分




私の憧れの作家の方々、
次世代を担う個性豊かな8名の作家のグループ展です。

「いままで観たことがない」
そんな作品が展示されていることと思います。

お時間がありましたら、是非お出かけください。
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