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Channel: 忘己利他
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桜と月歩展

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21日に予定していた「第6回月歩展」見学を、
雪のためにキャンセルし、本日果たすことができました。
今日はポカポカして、絶好のお花見日和。
コートを脱いで、日暮里へ出かけました。

谷中霊園の桜並木。
周りは墓地だけど、桜見物の人が多く賑やかでした。
ちょうど見頃の桜たち。。。





月歩展の会場の新日展会館は、
谷中霊園を通り過ぎたところ。



この書展は、
大東文化大学の書道科1期生3名によるグループ展で、
3年に一度の開催。
前回拝見した際に、その作品の質の高さに驚かされ、
今回は前回を上回り、蓄えられた力の結集がそこにありました。


幸喜洋人氏 月歩展図録より

書は、長い年月をかけて育んだ伝統的な技術、
そして知識が必要です。
彼らは、それらを十分に身に着け、伝統を守るだけでなく、
品位をもって変革し創造して、時代を牽引しています。


松尾碩甫氏 月歩展図録より

また、自分の言葉を様々な書風に表し、
自分の感情や想像を相手に伝えようとしていました。
その言葉は、自身の今後の人生への決意の表れでもあったり、
温かな日常の様子であったり。
観覧者である我々と交わす言葉は少なくても、
作品によってコミュニケーションがとれる、
今日的な表現方法なのだと思います。


國枝貴之氏 月歩展図録より

昭和56年生まれの彼ら・・・
私の子供と同じぐらいの年齢ですが、
若い世代に、こんなに素晴らしい人材がいることは、
日本の書道界にとって嬉しいことです。

年配者は、もっともっと若い世代を
応援するべき。
でなければ、書道界の未来は明るくならないでしょう。

本日は会期最終日で、月歩展は終わってしまいましたが、
3年後の月歩展を楽しみに、
逞しい若い力の更なる飛躍を期待しています。


若い方から刺激をもらい、
日暮里から山手線に乗り込んで、
池袋へ。
私も頑張るぞと
秋のグループ展の会場抽選のため
東京芸術劇場へ向かいました。

電車が走り出した途端、
「あ~~~忘れた」
数日前から、日暮里に行ったら、
大好物の「羽二重だんご」買って帰ろうと楽しみにしていたのに、
買い忘れて電車に乗り込んでしまった。。。
「花よりだんご」
あ~~~~ガッカリ


芸術劇場前も桜が・・・

池袋にて芸術劇場の抽選に挑むも、
倍率1/6の難関で撃沈。

再びガッカリでした

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