「汝の現今に播く種は、やがて汝の収むべき未来となって現わるべし」
夏目漱石日記より
夏目漱石が、明治34年(1901)3月21日の日記に
書いたことばです。
日記を書くように
自然体でさりげない感じに書きました。
いま現在に積み重ねている努力は、
すぐに成果が出なくても、
将来きっと実を結ぶ。
来るべき明日のためにきちんと種を播いておこうと、
漱石は言っています。
自分が凄く凄く努力しているのに、
結果が伴わなかったり、
大した努力をしていない横入りの他人に
さらっていかれる
そんなことって度々あることです。
だからといって、それにめげて
自分が何もしなければ、
自分の明日は暗くなってしまう。
種を播かなければ、花は咲かない。
何か求めるならば、
何かを始めなければならない。
種を播くことによって、
明日へ進んでいけるんだ