「輪廻」
第26回書展 グループ墨花が、14日に終了し、
各方面から評価をいただいています。
誠に有難いことです。
今回も会期3日間にもかかわらず、
500名近い方々にご来場いただき、
ただただ感謝いたしております。
横浜国立大学書道専攻の同窓生6名が
26年前に始めたグループ展ですが、
よくここまで続いてこれました。
今年4月に大学時代からお世話になっている
師匠が亡くなり、
親を亡くした時と同じように、
言葉には言い尽くせない
身をよじられるような
悲しみが襲いました。
その亡骸を見た時、
自分の身体の一部が
師匠に持っていかれるような
身体がフワフワとした
不思議な状態でした。
人は解脱ができなければ、
何度も転生し、
動物なども含めた生類に生まれ変わり
輪廻を繰り返すいいますが、
多分師匠は、まだまだこの世に生きていたいと思っていたはず。
きっと師匠は、転生して戻ってくるのではないかと。
その時は、また筆を持たれるかな・・・
町を歩いていて、師匠の姿に似ている人をみると、
話しかけたくなります。
書展を観ていて、師匠の書に似ている作品があると、
思い出が甦ってきます。