じめじめとしたお天気が続きます。
夏休みだというのに、ちっとも夏らしくなく、
夏休みが終わった頃に、また暑くなるのではないでしょうか?
先日から続けている現日書展の作品紹介ですが、
本日は私のお気に入りの作品をば・・・
現日書展は、「自由と奔放」「一人一党」をスローガンに掲げ、
みんなそれぞれ違った雰囲気の作品が書けるよう、
独自の個性を大切にしています。
以下は、その個性的な作品を書かれる代表と言っていいかもしれません。
佐藤千風氏 「寒山詩」
独特の文字の表情をもっています。
文字の中の空間を広く取り、そして行間・文字間隔は狭く。
文字の方向性も考えられていて、目を引く作品です。
札幌にお住まいで、今回の書展には上京されず、
写真を送ったら、とても喜んでくださいました。
伊地知星夏氏「野菊さき 今年もしむる 紅の帯」
書展中、私はこの作品が気になって仕方ありませんでした。
「野」をテーマとした研究作品なので、小品ですが、
「今年もしむる」の見事な伸びやかな線、
「紅の帯」の憎たらしいくらいに大胆な行の傾き。
地道に積み上げられた成果(せいか)だと思います。
中谷翠泉氏「治女」
金文作家として活躍されている中谷先生の作品は、
いつもモダンで、引き込まれます。
作品は線が大事とその線質への拘りは半端ではありません。
木原光威氏「山頭火の句 寒い雲がいそぐ」
さすがにスゴイ。
スゴイとしか言いようがない。
「雲」という文字、とても凡人には書けないわ。
これにて、第57回現日書展の紹介は終了です。
ご覧いただき有難うございました。
次回はグループ墨花の作品紹介の予定です。
夏休みだというのに、ちっとも夏らしくなく、
夏休みが終わった頃に、また暑くなるのではないでしょうか?
先日から続けている現日書展の作品紹介ですが、
本日は私のお気に入りの作品をば・・・
現日書展は、「自由と奔放」「一人一党」をスローガンに掲げ、
みんなそれぞれ違った雰囲気の作品が書けるよう、
独自の個性を大切にしています。
以下は、その個性的な作品を書かれる代表と言っていいかもしれません。
佐藤千風氏 「寒山詩」
独特の文字の表情をもっています。
文字の中の空間を広く取り、そして行間・文字間隔は狭く。
文字の方向性も考えられていて、目を引く作品です。
札幌にお住まいで、今回の書展には上京されず、
写真を送ったら、とても喜んでくださいました。
伊地知星夏氏「野菊さき 今年もしむる 紅の帯」
書展中、私はこの作品が気になって仕方ありませんでした。
「野」をテーマとした研究作品なので、小品ですが、
「今年もしむる」の見事な伸びやかな線、
「紅の帯」の憎たらしいくらいに大胆な行の傾き。
地道に積み上げられた成果(せいか)だと思います。
中谷翠泉氏「治女」
金文作家として活躍されている中谷先生の作品は、
いつもモダンで、引き込まれます。
作品は線が大事とその線質への拘りは半端ではありません。
木原光威氏「山頭火の句 寒い雲がいそぐ」
さすがにスゴイ。
スゴイとしか言いようがない。
「雲」という文字、とても凡人には書けないわ。
これにて、第57回現日書展の紹介は終了です。
ご覧いただき有難うございました。
次回はグループ墨花の作品紹介の予定です。