美術評論家・書道ジャーナル主幹の小野寺啓治先生の訃報は、
書道界に大きなショックを与えたことでしょう。
私は11月2日の亡くなられた当日、
現日会の事務所で仕事をしていた時に
訃報に接しました。
これまで書道界に大きな足跡を残され、
その功績は輝かしいものです。
まだまだお元気で
私たちの道しるべになっていただきたかったのに、
とても残念でたまりません。
書展にお越しくださっては、
私の顔を見るなり、
「元気か?」と声をかけて下さいました。
私の作品については、
手厳しいご批評をいつもくださったのですが、
時には褒めてくださることも
ありました。
毎年発行される「書作品年鑑」では、
多くの書家の作品を、美の追求という観点から
鋭く批評されていました。
若輩の私も、大きく取り上げていただき、
その批評は、私の指針となるものでした。
小野寺先生が、私について書いてくださった文に
以下のようなものがあります。
「書で何を語り表すかということに、
新しい世代の一つの葛藤を示している。
その方向は書の古典の特色を現代的に消化して
書法の美を継続することから脱皮し、
いま生きる人間の情熱を
自らが確立した線と運動を通し
新たな造形で展開する。…」
↓ これは今年6月に発行された「書作品年鑑」で
↓ そのP198とP199に私の記事を載せていただいています。
本日「季刊 書道ジャーナル 123号」
書道ジャーナルの最終号が届きました。
先生がお亡くなりになったことで、この雑誌も廃刊となるようです。
その最終号の第55回現日書展掲載のトップページに、
私の作品を、「いちおし」作品として
取り上げてくださっていたのです。
左上が私の作品
小野寺先生に最後の贈りものをいただき、
本日は、先生のご冥福を祈りつつ、
書道ジャーナル最終号を拝見いたしました。
先生からいただいた励ましを胸に、
これからも頑張っていかなければと
思います。
合掌
書道界に大きなショックを与えたことでしょう。
私は11月2日の亡くなられた当日、
現日会の事務所で仕事をしていた時に
訃報に接しました。
これまで書道界に大きな足跡を残され、
その功績は輝かしいものです。
まだまだお元気で
私たちの道しるべになっていただきたかったのに、
とても残念でたまりません。
書展にお越しくださっては、
私の顔を見るなり、
「元気か?」と声をかけて下さいました。
私の作品については、
手厳しいご批評をいつもくださったのですが、
時には褒めてくださることも
ありました。
毎年発行される「書作品年鑑」では、
多くの書家の作品を、美の追求という観点から
鋭く批評されていました。
若輩の私も、大きく取り上げていただき、
その批評は、私の指針となるものでした。
小野寺先生が、私について書いてくださった文に
以下のようなものがあります。
「書で何を語り表すかということに、
新しい世代の一つの葛藤を示している。
その方向は書の古典の特色を現代的に消化して
書法の美を継続することから脱皮し、
いま生きる人間の情熱を
自らが確立した線と運動を通し
新たな造形で展開する。…」
↓ これは今年6月に発行された「書作品年鑑」で
↓ そのP198とP199に私の記事を載せていただいています。
本日「季刊 書道ジャーナル 123号」
書道ジャーナルの最終号が届きました。
先生がお亡くなりになったことで、この雑誌も廃刊となるようです。
その最終号の第55回現日書展掲載のトップページに、
私の作品を、「いちおし」作品として
取り上げてくださっていたのです。
左上が私の作品
小野寺先生に最後の贈りものをいただき、
本日は、先生のご冥福を祈りつつ、
書道ジャーナル最終号を拝見いたしました。
先生からいただいた励ましを胸に、
これからも頑張っていかなければと
思います。
合掌