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山頭火の句

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梅雨の晴れ間・・・と言いますが、ず〜と晴れています 

先日に続き、我が家のミニギャラリーのご紹介です。

この作品は、リビングに掛かっています。

とくに気に入っている訳ではありませんが、不精ものなので、掛け替えることなく、

長い期間掛かっていて、掛け軸の色がくすんできました 



「まっすぐな道でさみしい」山頭火の句です。

修行に専念し、ひとり旅を続けていた山頭火が、自分の人生を寂しいと感じたことから、この句が生まれたのてしょう。

山頭火も人生に迷い、彼の人間味を感じさせる俳句です。

俗世に生きる私たちが、あれこれと誘惑に負けて、世俗の塵にまみえるのは仕方ないことですね。

私も、誘惑に負けっぱなしです。

ダイエット中なのに、甘いもの、止められません 




先日ご案内した麗川会主催 絵手紙講習会「山頭火の句を書く」
まだ、若干お席に余裕があります。
麗川会以外の方、歓迎します。

参加希望の方は、早めにご連絡ください 






書作品年鑑

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ず〜と晴れていた梅雨も、やっとそれらしい雨の一日となりました。
やっぱり、少しは降ってくれないと、水不足や農作物への影響が心配です。
明日も台風の影響で、雨模様のようです。
いつかの大風で、長い傘の骨が折れているので、今日は折りたたみ傘を使用
新しい傘を新調しちゃいましょうか。
うっとうしい天気も、楽しい雨に変わるような・・・

本日、書道ジャーナル研究所より「2013書作品年鑑」が届きました



その見開き2ページに、私の作品写真が5点、そして私の作品に対する批評が加えられています。



小野寺啓治先生が以下のように書いてくださいました。

「・・・前略 
  麗川は、書で何を語り表すかということに新しい世代の一つの葛藤を示している。
  その方向は書の古典の特色を現代的に消化して書法の美を継続することから脱皮し、
  いま生きる人間の情熱を自らが確立した線と運動を通した新たな造形で展開する。
  ここには強さや脱俗感、幼拙さなど性情の美意識とは異なる逸格の世界に入り、
  伝統の技法を捨て、筆と墨で表す文字への祈りが大胆に展開する。
  これは万人に共通する美の世界への叫びであり、
  いま生きる社会への葛藤がそのまま書に影響されて時代を語る。
  生きねばならない迫力が叫びとなり、表現は意欲的に進む。
                           ・・・後略」

穴があったら入りたいようなご批評に、大変恐縮しています

「いま生きる社会への葛藤」「文字への祈り」「時代を語る」「生きねばならない迫力」
今 私が書作に表現すべきものと、改めて教えていただいたように思います 



父の日のプレゼント

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明後日は、父の日です。

我が家の娘が、「パパにプレゼント」と言って、主人に一冊の本を差し出しました 

「ナンプレ」といって、数字を重複しないように並べるゲームです。

最近、テレビの番人を日課としている主人のボケ防止の対策のようです。





先日、現日会の先輩が、これを楽しんでいらっしゃるというお話を伺い、

やったことがない私は、へえ〜と感心するのみでした。

数字が並んでいるのを見ると頭が痛くなる私は、

これまでやったことがなく、関心がありません。


しかし、ちょっと挑戦 

初心者用から始まり、徐々にレベルアップ。

ハマってしまいました 

主人へのプレゼントを、いつの間にか私が横取りをしてしまい・・・


最近私も、ボーと過ごしていることが多いので、

脳の活性化に、役立ちそうです。

でも、他にやるべきこと、

たくさん・・・置いてきぼりです。



枝豆ときたらビールでしょ

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明日の父の日を控えて、今日はデパートへ行き、
京都の義父にお酒の一升瓶を送りました 

義父は、大正10年生まれです。
今年で92歳。
まだまだ、元気です。

主人にも長生きのお義父さんを見習ってほしいのですが、
動かずにじ〜としていて、不健康です。
徐々にお腹周りだけ、成長しています 

そんな健康面に配慮をして、
食事は、できるだけ野菜中心。
お肉よりお魚を心がけています。

通常、中年女性のブログは、
料理自慢が多いようですが、
私は自慢できるような料理の腕は持ち合わせず、
得意料理は、冷奴です。
もちろんお豆腐を切るのみです 
(それは料理とは言わないと突っ込みがありそうですね)




今晩の夕食は、
冷奴はなかったものの、
大根と鶏肉の煮物を中心に、
ナスの田楽、
生ハムのサラダ、
昨日の残りの鯖の塩焼き。
そして枝豆。

「枝豆ときたらビールでしょ」と主人。
冷蔵庫からプレミアムモルツの黒と白を出して
3人で分けて飲んじゃいました 

ビール飲んじゃったら、
メニューに気を遣う意味がないのに・・・

でも、健康だからこそ、
美味しくビールが飲めるのですね。

「枝豆にカンパーイ」




不公平な世の中

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横浜は比較的しのぎやすい今日この頃ですが、
たまらない猛暑の地域が多く、
京都の実家では「暑くて暑くて」と言っていました。


大切な人が、重い病気にかかり、
苦しみながらも、懸命に日々を送っています。

大事な友が、大きな重荷を負い、
思い悩みながらも、自分の生きていく道を探しています。



世の中は不公平がつきものですが、
私たちは、少しでも公平な世の中になるようにする
努力が必要です。

悲しみや苦しみのある人に、
手を差しのべる、
勇気と元気と、
真心を持たなければ…と。

私はこんなに元気であっけらかんと
毎日を過ごしているのに…
何も力になれず、歯がゆい思いをしています。



「あなたの悲しみや苦しみが 半分わたしにわけ与えられますように」


着物リメイク 龍

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横浜駅より京浜東北線に乗って、3ツ目に石川町という駅があります。
この駅は、横浜の有名私立女子校数校の最寄り駅で、女子中学高校生がたくさん乗り降りする駅で有名です。
すご〜くかつて、私もその一人でしたので、この駅に降り立つと若かった自分を思い起こします。


その駅の近くで、私の友人のKさんが、着物をリメイクした作品の展示会を開催します。

この石川町駅は、港の見える丘公園や山下公園、中華街といった横浜の名所の拠点です。
お近くにお越しになりましたら、是非お立ち寄りください。



6月21日(金)〜23日(日)11:00〜18:00(最終日は16:30まで)

会場は「Chiyo`s」 横浜市中区石川町2-85 電話045-681-5900
(石川町南口より徒歩1分)

彼女は、本格的に着物リメイクを仕事にされて、頑張っておられます。

「着物リメイク 龍」のサイトです。素敵なアロハシャツが紹介されています。


昨年の展示会にお邪魔し、ちょっと掲示物を・・・
というので、私が慌てて書かせていただいています。
今回もそれを飾っていただいているようです

ポスター

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先日、ご案内した「着物リメイク 龍」の展示会が、明日からとなりました。

私は残念ながら、仕事の都合で伺えそうにないのですが、

そのお詫びに、展示会に飾っていただけそうなポスターを作っちゃいました。

と言っても、私が作ったわけではありません。

写真と書の融合(本人は「コラ書」と読んでいますが、)を、

最近取り組んでいる、麗川会会員のYさんに作ってもらいました。

私は、文字を書いて、Yさんにデータを送り、厳しい注文をつけただけです



本日午前中に、「着物リサイクル 龍」のKさんのもとに届けられ、大変気に入ったとご連絡をいただきました



我が家にも、タンスの肥やしになっている着物があるのですが、まだリメイクするだけの決意が固まりません。

あきらめがついた時には、Kさんにお願いして、すてきな洋服に作り替えてもらいましょう。


展示会には、多分洋服の他に、こんな買い物バックもあると思います。



前回購入したのですが、とても便利で重宝しています







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やっぱり梅雨です。
雨が降り続いています 
横浜は、さほどひどい降りではないのですが、
土砂災害に注意する地域もあるようです。
被害がないように、お祈りします。

夏の書展の作品を書こうと重たい腰を上げたものの、
調子が乗らず、ウダウダしています。

折角墨を磨ったので、手紙を書いたり、
別の書展の草稿を書いたりして、
ちっとも作品制作は前へ進みません。
でも、こんな夜があっても良いかと… 

雨降りなので、
八木重吉の「雨」という詩を書いてみました。
重吉の同じ題材の詩は、他にいくつかありますが、
私はこの詩が好きです。



「窓をあけて
 雨をみていると
 なんにも要らないから
 こうして おだやかな
 きもちでいたいと
 おもう」

重吉が自らの気持ちを見つめ、
繊細で純朴で素直な詩を書いています。

短い詩は、くどくなく、
ストレートな感情が
伝わります。

でも、平仮名が多いので、
書きにくいのです。
もう少し、漢字を使って欲しかった・・・




絵手紙講習会 阪東橋教室

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本日、午後3時より、阪東橋教室にて
絵手紙講習会です。



講師の先生の作品

今シーズンは、以下の日程で行います。
参加ご希望の方は、以下にお問い合わせください。
ただし、本日分の受付は、午後1時30分にて締め切ります 
29日は、まだ若干お席に余裕があります。

?6月22日(土) 午後3〜5時   神奈川県地域労働文化会館2階会議室
                    横浜市営地下鉄 坂東橋下車 1A出口より徒歩3分

?6月29日(土) 午前10〜12時  港南区民文化センターひまわりの郷
                    京浜急行・横浜市営地下鉄 上大岡駅下車
                     ウィング(ゆめおおおか中央棟)4階
                        
?6月29日(土) 午後1時〜3時  磯子区民文化センター杉田劇場会議室
                    JR新杉田駅前 ラビスタ4階
                    新杉田駅側のエレベータにて4階へ上がってください。

?6月29日(土) 午後3時〜5時  磯子区民文化センター杉田劇場会議室
                    JR新杉田駅前 ラビスタ4階
                    新杉田駅側のエレベータにて4階へ上がってください。


半紙、筆、顔彩などの用具用材は、すでに持っている物があったら、お持ちください

【その他 準備いただくもの】
? 水入れ(ブルガリアヨーグルトの容器などでもOK)
? ぞうきん
? 墨汁
? 墨汁用の入れ物(ヨーグルトの蓋でもOK)
? 半紙用の下敷き
? 新聞紙
? はがきに押す雅印(持っている方は印泥)

【問い合わせ】   麗川会のメール reisenkai★goo.jp

(問い合わせは、★を@に変えてください。)

ベンベンと絵を描く

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昨日の絵手紙講習会、
すごく楽しく、2時間が「あ」っと言う間でした 

今回のテーマは「山頭火の句を書く」で、
俳句にあった絵を講師の先生にご指導いただきました。



先生のご指導がとてもユニークで
「ベンベン」と書いてとか
「シャー」とか
「チョンチョン」とか
書き方を、面白い擬音にて表現されます。

見本の作品をたくさん書いて、私たちに示してくださいました。



先生の書くのを拝見していると、
とても簡単に書けそうなのですが、
そこは経験と実績の違い…

我々は
お茶碗がどんぶり鉢になってしまったり
お地蔵さまが、肉付きの良いプロレスラーになってしまったり…






「書は人を表す」と言って、
書かれた文字は、その人の性格や心情を表すものだと言いますが、

書ばかりではなく、
絵も同じだということがわかりました。

おおらかにのびのびと書く方
繊細で緻密に書く方
ほのぼのと温かみをもっている方
大胆で豪快な方

皆さんいろいろですが、そこが個性豊かでよいところです。

私も挑戦しましたが、いい加減で大雑把な作品ができました

次回の絵手紙教室は、29日(土)上大岡と杉田で行います。

捨て場のないゴミ―原発への不安

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「放射性廃棄物の処理には、何万年という途方もない年月が必要だ。
何の展望もないまま、我が国は原発の再稼働をする。
目先の便利さや利益のみを見て、捨て場のないゴミを産み出す愚行をくり返す。
福島の事態の解決をみないまま、未来へ負の遺産を増やし続けてようのか?」

昨日の夕刊に
「MOX燃料 高浜原発到着」
「核燃料サイクル、矛盾拡大」
との大きな見出し。

一昨日の報道は、各電力会社に原発再稼働への動きが報じられた。

一方、福島第一原発事故の放射性ヨウ素分布が濃度分布マップにより、
事故直後北西に高濃度で拡散されたと、ネットのニュース。

日本は、どこへ行こうとしているのか?

生命の危機よりも目先の利益。
未来を置き去りにし、今だけ良ければよいのか 
 





絵手紙講習会 上大岡教室と新杉田教室

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22日に引き続き、昨日29日は、絵手紙講習会を行いました。
午前10時より上大岡、午前1時からと3時からは新杉田でと
1日を3つのグループに分けての実施です。





麗川会会員以外にもお知り合い方やブログからご縁をいただいた方など、
たくさんの方にご参加いただき、とても楽しいひとときでした

一日に3回というとてもハードな過密スケジュールで、
講師の沙於里先生には、ご苦労をおかけしてしまいました

今回の題材は、「山頭火の句に絵を添える」でしたが、
「山頭火って何?」と馴染みのない方もいらして、
「ラーメン屋?」なんて…

私自身は、自由で気ままで、おおらかな山頭火の句が大好きです
彼の波乱に満ちた人生と、生き様を表す俳句が、
現代人のお金と欲にまみれた生活からかけ離れ、
放逸のロマンや自由奔放への憧憬を感じさせてくれます。

山頭火だからこそ、いろいろな絵が添えられるのではないかと、
今回の題材を選びました。

たくさんの素敵な作品ができました。





次回は、11月に年賀状講習会を開催予定です。
ご参加をお待ちしています。



あと一週間

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先日の絵手紙講習会での、私の作品です。
顔彩をたくさん使えず、お茶碗の色が淡すぎですね。

早くも7月に入り、3日を過ぎました。

現日書展の自分の作品がまだ出来上がりません

麗川会のメンバーは、皆さん着々と・・・ですが、
私一人、取り残されています

締切が9日です。
間に合うでしょうか?

スケジュール表とにらめっこをしながら、
作品に向かう時間を探っています。



書を楽しむ麗川会 課題

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雨が降ったりやんだり、はっきりしないお天気です。
湿気がひどく、ムシムシします。

6月末締切の麗川会課題は、「山頭火の句を書く」でした。
先日の絵手紙講習会で書いたはずなのに、
今のところ、あまり、提出状況がよくありません 

今日「遅くなりました」と郵便で送ってくださったKさんの作品です。
真面目なKさんらしく、きちんとお約束を守ってくださいました 





「しづかな道となり どくだみの花」の句を、
詩文調とかな風にそれぞれ書かれています。

絵手紙講習会の教室では、皆さんがたくさん書かれる中、
2枚だけで精一杯とおっしゃっていたのですが、
お宅に帰ってからちゃんと書き直され、
10枚以上も私の家へ送ってくださいました。

どくだみの花びらを薄墨で輪郭をとられたり、葉っぱを緑の濃淡にしたりと、
さりげない工夫が見られます。

文字も、素直で嫌味がなく、優しく温かなお人柄が染み出た作品で、ほっとします。



麗川会の皆様、遅くなってもよいので、課題を一枚提出してくださいね 
絵が入っていなくても、別に問題はありません。

何人かの作品は、10月の麗川会書展に展示するつもりです。

久々の鰻

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梅雨が開けた途端に、ムッとする暑い日々です。
熱中症にならないように、気をつけなければですね。

昨日は、朝から鶯谷の現日会事務所にて
常任理事会でした。

主に来月に迫る現日書展の打ち合わせです。

テンポよい事務局長の進行により、
会議は2時間で終了。

その後、皆さんで昼食にでかけました。

ちょうど鶯谷近くの入谷にて、
朝顔市をやっていて、凄い人手。
大きな道路を歩行者天国にして、
道路にびっしりと屋台と人の波。

しかし、むせ返る暑さの中、その中に入るのは避けて、
朝顔の植木鉢を持った人を横目で見ながら、

ねぎしの「宮川」という老舗のうなぎ屋さんに行きました。

久々の鰻をいただきました 



最近、鰻が高騰して、
ついついスーパーでも手が伸びず、
ご無沙汰しておりました。

18名で食べに行ったため、
うな重が出てくるまでだいぶ時間がかかり、
生ビールをグイっと。。。

おまけに、写真のグラスに入っているのは、
水ではなく、冷酒 

大変おいしゅーございました 

みんな達者で

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今年の夏は、異例の暑さ。

体温に近い気温は、自分の身体がどうにかなってしまいそうです。
皆様、熱中症にはくれぐれもご注意を。



先日の絵手紙教室で、麗川会会員のYさんが書かれた作品です。
美味しそうなカボチャですね。
この暑い毎日、「みんな達者で…」と願うばかりです。

お陰さまで、麗川会6月の課題「山頭火の句を書く」もぼつぼつと作品が集まってきました 



本日、やっと現日書展の作品を表具店に納めました。
でも、8月下旬のグループ展に向けて、次の作品の制作を始めなければならず、
のんびりしていられません。

さて、今年は何を書こうか???
これから草稿を練ります。

汗をポタポタ垂らしながら、頑張ります

よく生きる

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猛暑続きの中、今日は比較的過ごしやすく、
最高気温が30度ぐらいだったとか。

なんだかほっとした気分になりました。



私は「命」という文字を書くのが好きです

人々の生き様を垣間見ると、「命」の大切さを痛切に感じるからです。

人間には必ず「死」がやってきます。
決して永遠ということはないのです。
それは、当たり前のことで、大切な人の「死」に直面する際は、
大きな悲しみを覚悟しなければなりません。

周囲の人々ばかりでなく、自分も命尽きる時がやってくるので、
同じように覚悟が必要です。

そのときがくるまで、「命」を燃やし続けて、
精一杯生きていきたいものです。



今日、確かにと思える言葉に出会いました。。

古代ギリシャの哲学者 ソクラテスは、
「一番大切なことは、単に生きることそのことではなく、よく生きることである」
と言っている。
「よく生きる」とは、
「ただぼんやり生きるのではなく、
一生懸命生きる、生きることに集中する」ことだ、と。

自分が「死」に直面したときに、
「よい人生だった」「精一杯力の限り生きてきた」
という満足感が得られるように
「よく生きる」を実践したいものです。

そして、大切な人に「死」が訪れた時、
「よく生きたね」と言ってあげたいと思います





目習いの重要性

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窓を開けていると、遠くから盆踊りの民謡と太鼓の音が聞こえます。
日中は暑い日でしたが、夜になると心地よい風が入ります。

今日は、思いがけず現日会事務所での仕事が早く終了したので、
帰りがけに上野で下車し、上野の森美術館で
「小林抱牛遺墨展」を拝見し、

上野から日比谷線に乗って六本木の国立新美術館へまわり
「第65回 毎日書道展」「特別展示 手島右卿の書芸術 その世界性」
にも行ってきました。

手島右卿先生と小林抱牛先生は師弟関係にあり、その両方の作品を拝見できたことは
大きな収穫です。


上野の森美術館に掲げられた外看板

大作が何点も展示され、小品もあり、濃墨に淡墨、大字書に詩文作品と
バラエティーに富んだ小林抱牛先生の魅力いっぱいの作品展でした。







「魂はハジケ出る」と副題がつけられ、
亡くなられても、なお「魂」を後世に伝えている・・・
落ち着いた雰囲気の上野の森美術館にて、こんな展覧会ができるなんて、
ただただ「凄い」の一言です 

六本木に着いたのは、4時をまわり、
毎日書展をゆっくり拝見するわけにはいかなかったので、
まずは、「手島右卿展」へ。
残念ながら、撮影はできなかったのですが、
代表作42点を拝見しながら、「右卿語録」を読み、
大好きな「崩壊」「龍虎」の前で佇み、
まさに「書壇の巨人」であることを実感させていただきました 

閉館までに少し時間があったので、
知人の横須賀のIさんが会員賞を受賞ということで、
会員賞のお部屋と隣の幹部の先生方のお部屋を拝見しました。



書展に身を置くとき、別の尊い世界にいるような錯覚に陥ります。
書作を拝見するとき、厳かな空間にいるような気分になります。

私の師がいつもおっしゃいます。
「目習い」は実際に書くことと同じくらい重要なことと。
出不精の私ですが、よい書を見る機会をもっともっと増やして、
刺激をいただきたいと思います 

「小林抱牛遺墨展」は23日(火)まで
「手島右卿の書芸術 その世界性」は8月4日(日)まで

選挙と母校

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今日は、参議院選挙の投票日。
私も、国民の義務を果たすべく、午後から投票に行ってまいりました 

投票所は、わが懐かしの母校である、
横浜市立日野小学校。
勿論、卒業してからかなりの年数を経ているので、
新校舎に立て替わっています。





私が過ごした校舎の写真が見れないかとネットで捜してみたら、
港南歴史協議会のHPに載っていました。
涙が出るほどなつかし〜い。。。




日野小学校は、現在創立141周年を迎えるそうで、
私が子供の頃も古い学校で有名でしたが、
その歴史は、ず〜と受け継がれているのです。

この小学校で同級生だったのが、
現在TBS「Nスタ」という報道番組でメインキャスターを勤めるH君。
彼も今日は選挙速報で忙しいのかな?
(卒業以来残念ながら接触はないのだけれど・・・)

他の同級生に、すれ違ってもお互いにもうわからないかもしれない。

でも、小学校の歴史が続く限り、いつまでも繋がっていられるような気がします。
幼い頃の思い出を共有しているのですから。

学校の裏山は緑がいっぱいで、
「ふき」や「ぜんまい」がとれました。
脱脂粉乳は美味しくなかったのですが、
それでも頑張って飲みました。


大人になった現在、私たちは子供たちに、
生活・自然・環境と明るい未来を残さなければなりません。

今の社会で残せるのでしようか?

私は「脱原発」に一票入れました。



南 不乗生誕百年記念 第53回現日書展

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関東地方は大気不安定で、時折雨が降り始めます。
湿気がひどく、かなり蒸し暑いです。


7月も終盤を迎え、まもなく8月。
8月2日より開催される
「南 不乗生誕百年記念 第53回現日書展」のご案内です。



実は今週末には、搬入・審査会などがあり、
私はその準備に追われています。

今回は現日会の創設者 南 不乗先生の生誕百年で遺作の展示や
記念講演会などが計画されています。

講演会は、8月3日午後3時より東京都美術館講堂 どなたでもご参加いただけます。
是非お出かけください。

詳しくは現日会ホームページをご覧ください。



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