友人 坂本沙於里さんと陶芸の山崎まさおさんとの
二人展に伺ってきました。
彼女の作品に触れると、
自分の心が掻き立てられる思いがします。
頭に針を差し込まれるような刺激をもらえるのです。
◇作家はありのままを晒すことから自らの表現が始まる。
◇作家は自由で、何ら拘束されず自己を解放することで表現ができる。
◇作家はアイデアが豊富で、冒険心と好奇心によって表現を多彩にする。
◇作家は肩の力を向いて自然体でいることによって表現を楽しむことができる。
沙於里さんの作品から、そんなことを感じ、自分も少しでも取り入れたいと思うのです。
以下 備忘録
昨日12月2日(日)は午前中に銀座へ行って
銀座画廊7階にて毎日書道会で奈良にお住いの藤野北辰先生の個展をじっくり拝見し、幸運にも先生にお話を伺う機会に恵まれた。大病を克服されて白楽天の詩を長条幅に沢山書かれた作品はお見事の一言。圧巻だった。
同じく銀座画廊の8階で開催されていた「自・遊・花」という池坊の華道展に、コラボ作品として出品されている友人のIさんの作品を拝見。
そして近くの「Oギャラリー」にて開催の「山本福子展」という絵画展へ。作者の心に刻まれたイメージの視覚化とのことで、独特の色使いが印象的だった。門外漢の私に
「絵の御感想は?」と問われ焦ってしまった。「雪解けとか夜明けを題材とされ、これからの希望をテーマとされているのかと・・・」なんて取り繕った言葉を吐いたが、実に作家の熱意が伝わる作品であったことは確かだ。
銀座の鳩居堂まで戻り、産経書会の遠藤乾翠先生の個展へ。先生は隷書を専門とされ、毎年個展をされている。私も個展に伺ったのは、今回で3回目だったと思うが、8年連続8回目の開催と・・・凄い事だ。そして10回目を目ざしておられると・・・
正午には銀座をあとにして、銀座線・半蔵門線・東急田園都市線・JR横浜線を乗り継いで、相模原へ。
坂本沙於里さんの展覧会へ。
沙於里さんが顔を合わせた途端に
「こんな遠くまで・・・」と言うので
「銀座に行くついでがあったから」
と言ったら
「銀座のついでに来るところじゃないでしょう!!!!」
なんて驚かれた。
帰りに、相模原へ行った記念に抽象作品をゲット。我が家の玄関に飾る。