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Channel: 忘己利他
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CACA現代アート書展とカジュアルアート篆刻展

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暑さのぶり返しが、かなり厳しい一日でした。

午前中は学校に出勤し、ひと仕事終えてから、東京表参道駅へ。
A3出口すぐのビルの4階、「CACA現代アート書展」へお邪魔してきました。



知人の丸山氏は、お仕事で不在でしたが、実に楽しめました。

それぞれの作品が何を表現するか明確で、どれも独創的です。
エネルギッシュな個々の主張は、遠慮することなく、束縛を受けることなく、自由を感じさせてくれます。

代表の岡本先生は、「書について」次のようにおっしゃっています。

「(略)  ・・・書にとって大切なことは、スピリットである。
スピリットとは、全身全霊による゛空無゛との邂逅である。

線という一回性の霊的な発動によって
生まれ出てるスピリットが、
書を書たらしめるのである。
文字の形と意味の奥底にある神宿る実体を引き出し、
自身が゛空無゛へ昇華することが造形の為事(しごと)なのである。
書は手技ではない。

文字は自然という万物の化身である。
線や点は、その分身である。」



同じ主催であるカジュアルアート篆刻展にて、その岡本先生にお目にかかり、
お話させていただく機会をいただきました。

感激です。

残念ながら、両展ともに撮影は禁止で、
昨年のポストカードが販売されていたので購入しました。

私の知人、丸山氏の作品をご紹介します。



今回の作品は、もっともっと素敵ですが、
昨年の作品も素晴らしいです。

特に今回、篆刻展に出品されていた丸山氏の作品は、圧巻でした。
私がこれまで抱いていた篆刻のイメージを180度転換させてくれるものでしたが、
残念ながらこれも撮影NG。



昨年の作品ですが、文字の大きさ、線の太さに変化があり、モダンです。

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