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Channel: 忘己利他
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二松学舎大学 卒業書作展

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寒く冷たかった昨日の雨に比べ、
今日はカラリと晴れ
気持ちのよい一日でした。

卒業生のMさんが書道を勉強したいと、
4年前に二松学舎大学へ進学し、
今年は卒業の年。

その卒業書作展にお邪魔してきました



都営浅草線の日本橋から、
東西線に乗り換えて、
九段下へ。

九段下の駅近くは、
武道館に靖国神社と
格調の高い建物が並び、
その先にある二松学舎大学は、
近代的で明るい雰囲気のキャンパスです。




(右奥の屋根に丸いものがついているのが武道館です)



書展受付で応対してくださった学生さんが、
とても礼儀正しく、きちんとスーツを着て、好印象。
初対面なのに、ついついおしゃべりを。。。

Mさん本人にも会うことができ、
「一生懸命書いたのね」と
四年間の努力を賞賛。
高校時代から、コツコツと地道に筆をもっていた彼女だからこそ、
大学の厳しさにもついていけたのだろうと思います。


臨 王文治 過黄州懐蘇東坡

王文治は、中国清代中期の書家です。
王羲之,趙子昂の書を学び、その書は、清雅,典麗な風格を有し、
劉墉,梁同書らとともに清代帖学派の大家と仰がれています。

Mさんの作品も清楚で穏やか、行の中心が揃い、
確かな筆致で言うことありません。

繰り返しの臨書という土台作りによって、
新たな自分の表現が発見できる。

いかに臨書が大切かを学生さんたちの作品を拝見して、
改めて痛切に感じます。

それにしても、大学の校内でこんなすてきな書展ができるなんて、
見てくださる方も多く、幸せなことです。

若人諸君 ファイトです。
これからもどんどん良い作品を書いてください。

ついつい遥か昔の自分の学生時代と重ね合わせ、
自分の卒業制作展を思い起こしておりました。











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