一昨日、90歳の主人の叔母が亡くなり、
今日はその告別式で、
京都の城陽市に日帰りで行ってきました。
小学校の教員をしていた叔母でしたが、
退職後、茶道の先生をしながら、
良妻賢母を貫き、
趣味で和歌を詠んでおられました。
上の作品は、叔母の辞世のうたを
従兄弟の知人に書いてもらったと
葬儀の式場に飾ってありました。
「御仏の 慈悲に包まれ ながながと
浮世楽しく 歩みきにけり」
とあります。
「浮世楽しく」のところが、
いつもにこやかだった
叔母らしさが表れていて、
素晴らしい辞世のうたを残されたと
思います。
城陽市は、京都駅からJR奈良線に乗って
みやこ路快速という電車に乗ると、20分。
宇治の次です。
京都と奈良の中間に位置するところから、
「五里五里の里」と呼ばれたそうです。
近隣にはいくつかの遺跡が点在し、
もちろんそんな遺跡を見学する時間はありませんでしたが、
駅前には、はにわのモニュメントが置かれていました。
新幹線のぞみで新横浜と京都の間は約2時間です。
数年前までは、平気で日帰りしていましたが、
やはり年のせいでしようか・・・
日帰りは疲れます。
でも、叔母さんとお別れができて、
よかったと。
「楽しい人生」を過ごされた叔母さんに、
拍手を送りたいと思います。