飛行機に乗れない訳ではないけど、
できれば乗りたくない
飛行機嫌い。
今回の高知旅行は、
先輩の谷合双辰先生の個展を拝見する目的で、
横浜発→京都一泊→高知一泊→京都一泊→横浜着の
3泊4日の電車の旅でした。
京都は観光ではなく、主人の実家で過ごしました。
岡山で新幹線から土讃線に乗り換えようとホームに向かうと
そこには真っ赤なボディーにかわいいアンパンマンが描かれている電車が待っていました。
こんな電車に乗れるなんて嬉しいと
テンション高めで乗り込みましたが、
乗ってしまうと中から外が見えるわけではなく、
シートの固い、古い車両でした。
でも瀬戸大橋を渡る際の瀬戸内の島々を眺め、
途中の大歩危(おおぼけ)・小歩危(こぼけ)という名勝地は、
長い年月に亙り、激しい水流に浸食されたであろう岩石が厳しい表情を見せ、
渓流の水は青く澄んで美しく、
山々の緑とのコントラストを楽しむことができました。
高知に到着したアンパンマン列車です。
ドーム型の駅舎に生えています。
駅前では土佐三志士像が出迎えてくれ、
土佐藩の幕末のヒーローである3人は、
左から武市半平太、坂本龍馬、中岡慎太郎です。
これまで3回高知に来たことがあるのですが、
これまでは飛行機に乗って来たので、空港のみの使用で
高知駅に来るのは初めて。
そして高知城もひろめ市場も今回初めて行ってみました。
一番の目的は
谷合双辰先生の個展を拝見すること。
お弟子さんたちとのコラボ展で、
会場を2つに仕切って、
手前のスペースがお弟子さん達の創辰社書展。
お見事な臨書を書かれた折帖が机上にいくつも並び、
壁面には濃紺にマットを統一したパネル作品。
谷合先生は、いつも
心を表現することを念頭に置かれていますが、
今回も数多くの作品を発表され、
中でも私が最も心を動かされた作品は、
繊細な仮名や優しい詩文作品ではなく、
力強さみなぎる
先生の決意が伝わる作品でした。
「善人が沈黙するとき 悪がはびこる」
「愚公移山」
大きなことでも、根気よく努力し続ければ必ず成功すること。
愚公という老人の家の前に二つの大きな山があり、
どこに行くにも迂回しなければいけなかった。
不便なので山を切り崩し、平にしようとしたときに嘲笑するものもいたが、
何代にも渡ってやれば出来ると山を崩し始めた。
愚公の熱意を感じた天帝が二つの山を移した故事から。
書展終了後、谷合先生とご一緒に
「いろ葉」という高知駅近くの知人のお店にて夕食。
新鮮なお魚と都会では珍しい野菜など
たくさん食べさせていただきました。
看板を大きく出していない隠れ家のようなお店です。
高知にいらしたときは、是非お立ち寄りください。
お店の玄関に飾られていたお雛様。
小さく可愛かったので、思わずシャッターを切りました。
できれば乗りたくない
飛行機嫌い。
今回の高知旅行は、
先輩の谷合双辰先生の個展を拝見する目的で、
横浜発→京都一泊→高知一泊→京都一泊→横浜着の
3泊4日の電車の旅でした。
京都は観光ではなく、主人の実家で過ごしました。
岡山で新幹線から土讃線に乗り換えようとホームに向かうと
そこには真っ赤なボディーにかわいいアンパンマンが描かれている電車が待っていました。
こんな電車に乗れるなんて嬉しいと
テンション高めで乗り込みましたが、
乗ってしまうと中から外が見えるわけではなく、
シートの固い、古い車両でした。
でも瀬戸大橋を渡る際の瀬戸内の島々を眺め、
途中の大歩危(おおぼけ)・小歩危(こぼけ)という名勝地は、
長い年月に亙り、激しい水流に浸食されたであろう岩石が厳しい表情を見せ、
渓流の水は青く澄んで美しく、
山々の緑とのコントラストを楽しむことができました。
高知に到着したアンパンマン列車です。
ドーム型の駅舎に生えています。
駅前では土佐三志士像が出迎えてくれ、
土佐藩の幕末のヒーローである3人は、
左から武市半平太、坂本龍馬、中岡慎太郎です。
これまで3回高知に来たことがあるのですが、
これまでは飛行機に乗って来たので、空港のみの使用で
高知駅に来るのは初めて。
そして高知城もひろめ市場も今回初めて行ってみました。
一番の目的は
谷合双辰先生の個展を拝見すること。
お弟子さんたちとのコラボ展で、
会場を2つに仕切って、
手前のスペースがお弟子さん達の創辰社書展。
お見事な臨書を書かれた折帖が机上にいくつも並び、
壁面には濃紺にマットを統一したパネル作品。
谷合先生は、いつも
心を表現することを念頭に置かれていますが、
今回も数多くの作品を発表され、
中でも私が最も心を動かされた作品は、
繊細な仮名や優しい詩文作品ではなく、
力強さみなぎる
先生の決意が伝わる作品でした。
「善人が沈黙するとき 悪がはびこる」
「愚公移山」
大きなことでも、根気よく努力し続ければ必ず成功すること。
愚公という老人の家の前に二つの大きな山があり、
どこに行くにも迂回しなければいけなかった。
不便なので山を切り崩し、平にしようとしたときに嘲笑するものもいたが、
何代にも渡ってやれば出来ると山を崩し始めた。
愚公の熱意を感じた天帝が二つの山を移した故事から。
書展終了後、谷合先生とご一緒に
「いろ葉」という高知駅近くの知人のお店にて夕食。
新鮮なお魚と都会では珍しい野菜など
たくさん食べさせていただきました。
看板を大きく出していない隠れ家のようなお店です。
高知にいらしたときは、是非お立ち寄りください。
お店の玄関に飾られていたお雛様。
小さく可愛かったので、思わずシャッターを切りました。