甲骨文字 「楽」
今年は、
夏の書展もあれば、秋に社中展もあり、
作品制作に追われています。
自分の作品よりも、
教室メンバーの作品が気になる毎日です。
みんな、それぞれに精一杯書いています。
その懸命な努力を、どのように活かすか、
未熟な私に問われています。
夏の書展は、公募展ですから、
入賞したとか、しないとか・・・
そんな評価を否応なしに受けなければなりません。
いつも皆さんに話ししていることは、
入賞があったならば、みんなで拍手し、称えましょう。
しかし、作品を書く目的は、
それではない。
自分の作品を大勢の人に観てもらうという緊張感が、
良い作品へと向かわせる。
自ずと力がついてくるのです。
作品制作は、「結果」ではなく、
どれだけ自分を誤魔化さずに、
取り組んだかという、「過程」が大切なのだ。と・・・
「今が充実の時。」
メンバーは、そう実感してくれているはずです。