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Channel: 忘己利他
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2014書TEN 昨日で閉幕

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お蔭さまで昨日「2014書TEN―探―」が閉幕しました。

お天気に恵まれ、たくさんの方にご来場をいただき、
誠に有難うございました

お客様と多くのふれあいをいただき、
また、新たな出会いに恵まれ、
只々、感謝の日々でした。

そして、とても楽しい6日間でした。

今回は、多くの方から反響をいただいた、
私の作品「明日戦争がはじまる」の
ご紹介を。



現代表現を目指している書TENは、
新しい表現方法を模索しているのですが、
今の時代を反映する言葉や詩を題材にすることも、
私は一つの手段だと思います。

これは、以前このブログでもご紹介した、
宮尾節子さんの詩で、
ツイッターで評判になったものです。

お客様の中にも、この詩をご存知の方がおられ、
この詩のもつ意義について、話が盛り上がりました。

現在の日本は、平和で平穏な生活が当たり前、
戦争を体験されている方は少なくなり、
戦争の悲しさ、惨さを語り継ぐ人も減りました。
日本人は平和ボケし、平和であることの有難味を忘れています。

来年で終戦70年を迎え、
広島や長崎の原爆で、悲惨な状況があったにもかかわらず、
利益優先で原発を次々作り上げ、東北の大震災で福島第一原発の近隣は放射能汚染。
そんな状況下でも、まだ再稼働などと・・・

集団的自衛権、憲法改正、
政治は、日本の将来をどのように展開させたいのでしょうか?

戦争は、国と国との争いかもしれませんが、
その一つの要因は、
我々日本人の、
人や命を大切に思わない「心」が、
その原因を作り出すのではないか
と、

私はこの作品を書きながら、
そんなことを考えていました


宮尾節子さんは、
この詩を「みなさんに読んでもらいたい」
と、著作権フリーにされているので、

私もできるだけ多くの方に、
この作品の前で、
この詩を読んでいただきたいと、
分かりやすて文字で
自然体で書く事を心がけました








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